無線LANの電波が、利用したい部屋まで届かない。電波は届くがとても弱く、通信速度が遅い。何とかして、電波や通信速度を上げられないものか――。 こんな悩みを抱えていたら、無線LANルーター(親機)の設置環境を見直してみよう。速度低下の原因が設置環境にある場合、ちょっとした見直しで通信速度が改善することがある。

 まずは、ダメな設置例を挙げよう。図1のように、本棚やAVラックなどに無線LAN親機を収納してはいないだろうか。邪魔にならないようにしたいとか、ケーブルを隠したいなどの理由で、ちょっとした隙間に設置してしまうのはよくあるミス。見た目は良いかもしれないが、電波状況を良くしたいならやってはいけない。親機の周りには、遮蔽物を置かないことが望ましい。

 親機を床の上に置くことも避けるべきだ。できるだけ見通しの良い高い場所に設置した方が、家具など遮蔽物の影響を受けにくくなり、遠くまで電波が届きやすくなる。置き場所に背の低いラックしかない場合は、より高く設置できる壁掛け利用を検討する価値がある。

●床置きやラック内の収納はNG
図1 無線LAN親機を本棚やAVラックのような狭い場所に設置すると、電波が通りにくくなる。できるだけ見通しの良い、高めの場所に設置するのが感度を向上するコツだ
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