11ac親機への乗り換え。読者の中には、11acをうたう製品を買えば大丈夫! と考えている人もいるかもしれないが、実は落とし穴がある。例えば「通信速度」だ。

 一口に11ac対応の無線LANルーター(親機)といっても、最大通信速度に種類がある。11ac親機は、内蔵するアンテナ数が3~6本と、2倍もの差がある。このアンテナを5GHz帯と2.4GHz帯に各何本振り分けるかで、最大通信速度が決まる。

 注意が必要なのは、最大通信速度433Mbpsの下位機。11acで使うならよいが、11n対応の子機(パソコンなど)を使うときの通信速度はよく見ておく必要がある。通常、11acで433Mbpsの親機の多くは、11nでの最大通信速度が300Mbpsという仕様になっている。ただし、これは2.4GHz帯で接続した場合だ。5GHz帯での最大通信速度は150Mbpsとなっている。

一口に11ac対応の親機といっても、最大通信速度には違いがある。最近はアンテナの割り当てを、2.4GHzと5GHzで変えているタイプが出てきた。特に5GHz帯が1本だけのタイプは、11acだと433Mbpsだが、11nでの接続だと150Mbps止まりになるので注意したい
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 1Gbpsを超える、超高速ネット回線を導入している場合も注意したい。理論値ベースだが、867Mbpsが上限だと1Gbps回線を受け止めきれないからだ。こうした場合では最上位の1.3Gbps対応親機をお薦めしたい。

一戸建てを中心にサービスが提供されている、最大1Gbpsの光回線(FTTH)サービス。こうした高速通信環境を利用している場合は、無線LAN親機の性能で低下させないために、自宅のネットワーク環境も1Gbps(ギガビット)でそろえる。有線LAN端子が1Gbps対応の製品を選ぼう
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