パソコンに入っている大切な写真や文書、メール──。「クラウド」と呼ばれるサービスを活用して、これらをネット上にバックアップする方法を紹介しましょう。万が一、手元にあるデータが失われたとしても、クラウドにしっかり保管されているので安心です。

●一日に 一度は保存 箱の中
●思い出の 写真は自動で 二枚持ち
●大切な メールを控えて ひと安心


データが“雲の上”にあれば安心!

 最近よく耳にするクラウドという言葉。簡単に言えば、データが利用者のパソコン内ではなく、ネット上に保管されているサービスを指します。ウェブメールやウェブアルバムも実はクラウドです。クラウドとは本来、「雲」の意味です。仕組みを図解する際に、インターネットを雲で表現することが多いため、こう呼ばれるようになりました。

 クラウドがバックアップ先に向いている理由は二つあります。一つ目は、利用者のパソコンからデータが消えても、ネット上にあるデータは無事だということ。二つ目は、利用者側のパソコンが変わっても、自由にデータを引き出せることです。

 クラウドには無料のサービスが多くありますが、バックアップしたいファイルの種類に合わせて使い分けるのがコツです。今回は、文書は「ヤフーボックス」、写真は「ピカサウェブアルバム」、メールは「Gメール」を使って、大切なデータを守ります。

【文書編】大切な書類や住所録は「ヤフーボックス」に保管

 最初は、WordやExcelの文書、PDFなどのファイルを、「ヤフーボックス」というクラウドに保存します。

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 ヤフーボックスは、パソコンに専用のソフトをインストールしておくと、指定したフォルダー内のファイルを、自動でネット上の“保管箱”にアップロードしてくれます。無料で使えるのは5GBまでです。写真や動画などの容量が大きいファイルにはあまり向いていませんが、容量が小さく、よく更新する文書ファイルを手軽にバックアップするのにはピッタリです。

 まず、ヤフーIDを取得してヤフーボックスの利用登録を済ませたら(図1~図5)、大切なファイルを入れるためのフォルダーをあらかじめ作っておきます(図6、図7)。

利用登録を済ませる

図1 ヤフーボックスのページを開いて、「利用登録」をクリック。ヤフーIDを持っていない人は「新規取得」をクリックし、11ページの図A~図Dの要領で取得。
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図2 上図で「Yahoo!JAPAN IDでログイン」をクリックする。
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図3 ヤフーIDとパスワードを入力し(1)、「ログイン」をクリックする(2)。

図4 「5GBプランに利用登録」をクリック。ヤフープレミアム会員になるには「~50GBプランに利用登録」をクリック。[注1]
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[注1]プロバイダーの「ヤフーBB」利用者および「ヤフープレミアム」会員は無料で「50GBプラン」に申し込めます。

図5 ヤフーボックスの利用ページが開く。これで利用登録は完了。[注2]
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[注2]IEで「~アドオンを実行」と現れたら、クリックして「~実行」を選んでください。

ヤフーボックス用のフォルダーを作っておく

図6 大切なファイルを入れるためのフォルダーを作る。場所はどこでも構わないが、ここではデスクトップの何もない場所で右クリックして、「新規作成」→「フォルダー」とクリックする。
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図7 フォルダーが作成された。フォルダー名をクリックし、「重要データ」などわかりやすい名前に変えておくといい。
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