これまで見てきた通り、スマートフォンのカメラは、画像処理や通信などの機能を組み合わせることで、用途は無限に広がる。標準のカメラ機能で実現できない使い方でも、公開されている多彩なアプリで可能になるところが魅力だ。

 なお、追加するアプリは、iPhoneならば「App Store」、Android端末の場合は「Google Play」からダウンロードして利用する。

 写真を手軽に加工できるアプリとして人気が高いのは「Instagram」(図40)。さまざまな効果が用意してあるので、ワンタッチで芸術作品風にも仕上げられる。お気に入りの写真を共有できるSNSの機能もある。

 商品などに印刷されているバーコードを読み取って、販売価格などを調べられる「連続バーコードリーダー」は、画像処理と通信機能の両方を生かしたアプリ(図41)。名刺管理や翻訳のアプリは画像処理との組み合わせで新しい使い道を提案、お気に入りの写真をジグソーパズルにして楽しめるなど、娯楽系のアプリもある(図42~図45)。

図40 数多くのフィルターで写真を簡単に加工できるカメラアプリ。投稿して写真共有を楽しめる写真版のSNSとしても人気が高い
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図41 カメラでバーコードを読み取って、ネット上で商品情報などを検索する。価格を調べたり、すぐに購入したりできる
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図42 カメラで名刺を読み取ってデータとして管理できる名刺管理アプリ。画像とOCR認識の文字情報で連絡先を管理できる
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図43 お気に入りの写真も見るだけではつまらない。ワンタッチで写真をジグソーパズルにするアプリを使えば、写真で遊べる
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図44 画像編集アプリ。トイカメラ、ポラロイド、魚眼レンズ風、アンディ・ウォーホル風などの作品を、シャッターを切るだけで作り出す
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図45 書類や看板にある外国語をカメラで写すと翻訳する。文字を入力することなく翻訳できるので、海外旅行などで便利に使える
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出典:日経パソコン 2012年4月23日号
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