個人情報などの重要データが入ったUSBメモリーをかばんに入れておいたら、かばんごと盗まれてしまった──。学校や企業がそのような事件を起こして、情報流出事件として報道されることがある。また、USBメモリーが原因で、パソコンがウイルスに感染する事例、いわゆる「USBウイルス」も後を絶たない。USBメモリーを活用する上で、この「情報流出」と「ウイルス感染」を防ぐことは、ビジネスパーソンとして不可欠だ(図1、図2)。

【持ち歩いて使うときはウイルスと情報流出に注意】
図1 本誌が2011年5月に実施した「企業の情報化実態と震災対応に関する調査」(詳細は2011年7月25日号参照)の結果。2010年度中にウイルス感染を経験した企業に感染経路を尋ねると、6割近い企業がUSBメモリーなどの外部記憶装置を挙げた
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図2 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の「2010年情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」によれば、USBメモリーなどの紛失による個人情報の流出は、件数で全体の12.4%、人数で18.8%に上る。2009年は約105万人の情報が流出した
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 では、どのような対策を講じればよいか。個人的にUSBメモリーを使っている場合も、防止策はいくつかある。さらに企業などでは、より強固なセキュリティを備えたUSBメモリーを使う道もある。

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