アウトルック・エクスプレス(OE)には、受信トレイの容量が2GBまでという致命的な欠陥がある。これでは、今後も継続して使い続けるのに心もとない(図1)。

図1 OEを長く使っていると、起動に時間がかかるようになる。これは受信トレイの肥大化が原因だ。さらに、受信トレイの容量が2GBを超えると、メールを正しく受信できなくなる。しかし、受信トレイをスリムにして、最適化を実行すれば、問題は解消する
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 しかし、逃げ道はある。不要メールの削除やフォルダー分けで、受信トレイの容量を小さくすればいいのだ。OEでは、dbxファイルにメールをまとめて保存しているが、これは1つのフォルダーが1つのdbxファイルになる。つまり、受信トレイのメールをほかのフォルダーに仕分けすれば、受信トレイの容量は軽くなる。

 定期的に実行すれば、受信トレイがパンクすることはない。受信トレイが小さくなればOEの起動時に読み込むファイルが小さくなり、起動も速くなる(図2)。

図2 編集部のパソコンでOEの受信トレイを軽量化したところ、実行前に比べて、ソフトの起動時間が2割も短縮した[注1]
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 ここで注意したいポイントがある。実は、メールを削除したり、フォルダー分けしても、受信トレイのファイル容量は小さくならないのだ。「最適化」という操作を実行して初めて、フォルダーサイズは小さくなる(図3)。

図3 受信トレイの軽量化は、3ステップで進める。まず、受信トレイにある不要なメールを削除する。巨大な添付ファイルが付いたメールを削ると効率がよい。次に、フォルダーに分ける。最後に最適化を実行すれば、受信トレイの容量が小さくなる
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[注1]約1万件のメールが保存された受信トレイを500件に整理した場合

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