偽のホームページで個人情報やクレジットカード番号などを盗むネット詐欺。これを防止するには、セキュリティソフトと自らの心構えの2段階の防御が必要です。虎の巻をチェックして、詐欺に引っ掛からないようにしましょう。

 ネット詐欺(フィッシング詐欺)の主な手口は、ネットサービスなどの偽ホームページを作って、名前や住所、クレジットカード番号などを入力させるというもの(図1)。「自分ならだまされない」という方も多いかもしれませんが、慢心は禁物。有名サービスをかたるメールや、無料ソフトの名を借りた詐欺ソフト[注]など、手口は巧妙です。

【なるほど絵解き事典】
詐欺サイトで個人情報が盗まれる
図1 詐欺サイトは、名前や住所、ユーザーID、パスワード、クレジットカード番号などを盗む。万一盗まれると、金銭の被害に遭ったり、個人情報が流出したりしてしてしまう。

 最新のセキュリティソフトなら、不審なページは開けないようにするなど、ネット詐欺を防ぐ機能を備えているので、まずはこの機能を使いましょう。

 ただ、日々新しく作られる詐欺ページには完全に対応できません。ネット詐欺から身を守るには、やはり心構えも重要です。次ページから解説する対策法をしっかり身に付けてください。

 なお、詐欺ページへの入り口にはメールが使われることが大半です。身に覚えのない差出人のメールはもちろん無視し、大手サービスからのメールであっても、リンク先のアドレスが本当にそのサービスのものか、よく確認してください。

[注]例えば有名なものは、無料のウイルス対策ソフトを装ったもの。実際に使うと無害のファイルに対して「ウイルス発見」というメッセージを表示。「駆除するには有料版の購入が必要」として、クレジットカード番号の入力を促すものがあります。

◆◇◆ 虎の巻 ◆◇◆

セキュリティソフトで対応する

1 フィッシング詐欺
防止機能を活用すべし
2 検索結果にも注意すべし

自分で気を付ける

3 パスワードや個人情報を入力
するときはアドレスと証明書を
確認すべし
4 脅迫ページが出ても慌てること
なかれ

詐欺の入り口となるメールには注意

上はヤフーをかたる偽のメール(フィッシング対策協議会のホームページより)。書かれているURLにアクセスすると、ヤフーのユーザーIDやパスワード、クレジットカード番号などの入力を促される。URLがヤフーのものではないので、ヤフーからのメールではないと判断できる。

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