「日経パソコン」は、全国の公立学校の情報化進展度を比較する「公立学校情報化ランキング 2009」をまとめた。調査では、国の目標に対する「インフラ整備」「教員指導力」の達成度を基に、自治体の総合スコアと順位を算出した。小学校は鳥取県大山町、中学校は愛媛県上島町、高等学校は三重県がランキングの首位となった(小学校は5校以上、中学校は3校以上ある自治体での集計)。

 本調査は昨年に続く2回目。昨年と同様に、公立学校の情報化進展度は、自治体間で大きな格差が生じている。例えば、教員指導力を都道府県単位で比較すると、小学校では首位の愛媛県の79.2%に対して最下位の愛知県は57.9%、中学校では首位の茨城県の76.9%に対し最下位の大阪府は52.5%、高等学校では首位の愛媛県の94.1%に対し最下位の島根県は56.5%となっている。

 ランキングの算出には、2009年3月1日時点での文部科学省の調査データを利用した。国は2011年3月までを期限とする「IT新改革戦略」で、教育の情報化を推進している。国の目標を達成すれば、ランキング調査の総合スコアは100%となる。今回の調査結果は、情報化の現状が、国の目標と比べて大きく遅れていることを示している。

(中野 淳=日経パソコン編集)


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