新しいパソコンを購入したら、その直後に後継の最新モデルが登場して、がっかり─。家電製品では珍しくない話だが、特にパソコンのようにモデルチェンジの多い製品だと、こういった事態はさらに起こりやすい。賢くパソコンを買うためには、まず製品選びの段階で、こういった“季節感”をきちんと把握しておくようにしたい。

 パソコンを販売するメーカーや量販店には、大きく分けて1年間に3回の“商戦期”がある(図5)。新年度を迎える学生や社会人を対象とした「春商戦」と、夏期のボーナスを当て込んだ「夏商戦」、冬季のボーナスやクリスマス、年賀状作成、初売りなどイベントが盛りだくさんの「秋冬商戦」─である。

新製品の登場時期は「春」「夏」「秋冬」の年3回
図5 量販店で展示場所を確保したり、店員への説明会を実施したりするため、パソコンの新モデルは実際の商戦期よりも前倒しで発表される
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 パソコンの新モデルはおおむね、各商戦期の2~3カ月前にメーカー各社から相次いで発表されるのだ。具体的に言えば「春モデル」は年末から1月にかけて、「夏モデル」は4~5月ごろ、「秋冬モデル」は8~9月ごろとなる。商戦期よりも前倒しになっているのは、量販店で展示場所を確保したり、店員への説明会を実施したりするためだ。

 パソコンは価格性能比の向上が続いているので、現行モデルと、その後継となる新モデルとを比較すると、新モデルのほうが確実に機能や性能がアップしている。

 半面、現行モデルは新モデルの登場に合わせて値下がりすることが多く(「価格編」参照)、性能差と価格差を勘案すれば、買い得となる可能性もある。

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