「迷惑メールが毎日送られてきて、メールソフトの受信トレイがすぐにいっぱいになってしまう」とお嘆きのユーザーは多いだろう。それもそのはず。セキュリティ企業などの調査によると、世界中でインターネットを流れる全メールの7割から8割が迷惑メールであるという(図1)。中には、9割以上としているセキュリティ企業もある。

【増加する迷惑メール、全メールの70.80%に】
図1 インターネットを流れる全メールに占める迷惑メールの割合の推移。米シマンテックの調査による。2005年後半以降は増加の一途。2008年前半には8割に達した。同年後半には減少したものの、2009年に入ると再び増加している

 国内でも同様だ。例えば、国内プロバイダーのインターネットイニシアティブ(IIJ)によれば、2008年9月から12月までに、同社のユーザーあてに送られてきたメールの82.7%が迷惑メールだったという。

 また、総務省の委託により、ユーザーから迷惑メールに関する報告を受け付けている日本データ通信協会には、毎月30万件を超える情報が寄せられている(図2)。

【迷惑メールの情報提供は月間30万件以上】
図2 日本データ通信協会の迷惑メール相談センターに寄せられた報告件数の推移。広告・宣伝を目的としたメールの7割以上が、出会い系サイトを宣伝するメールだったという

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