ここまでは、Cドライブにたまる不要なファイルを削除して、パソコンを遅くする原因となる、ムダを省く方法を見てきました。ここからは、“ダイエット”が済んだCドライブを“太らない”体質に強化する一歩進んだテクニックを紹介します。

 ムダなファイルを消してCドライブの空き容量が増えたパソコンも、パソコンの仕組み上、使っているうちにまたデータが増えていきます。

 でも、そんな“データがたまり続ける運命”からCドライブを解放する極意があります。

 例えば、「マイドキュメント」やデスクトップ。ファイルを作ったら、ここに保存して置きっぱなしになりがちですよね。これからは、ここに保存したデータが、自動的にDドライブに入るようにするのです。 

 特に「マイドキュメント」の中の「マイピクチャ」などにデジカメ写真のような大容量のデータを保存しているなら、Cドライブの空きを保つのに効果絶大です。知らないうちに作られる一時ファイルも、意外に大きいので移すといいでしょう(下図)。ソフトはCドライブに組み込むのが基本ですが、Dドライブに変更することも可能です。

 次ページからの手順でデータを移せば、今後、これらのデータが増えてもCドライブの空きを保てます。その結果、ソフトの作業領域が不足して動作が不安定になるのを避けられます。また、Cドライブへの読み書き回数を減らせるので、断片化を妨げるなどの利点もあります。

 注意したいのは、一部のソフトでは再設定が必要になること。「マイドキュメント」の中に、ソフトが使うデータが入っている場合は、ソフトの仕様によってはフォルダの場所を指定し直す必要があります。 [注]

[注]外付けハードディスクを使ってこれから紹介する操作をする場合は、図A~図Gの作業を済ませてからにしてください。この作業を後からすると、ドライブ名が設定時と変わってしまうため、うまく動作しなくなります。
 

デジカメ写真や音楽ファイルは容量が大きいので、Cドライブから追い出すと効果が高い。これらのファイルを保存する「マイピクチャ」や「マイミュージック」は「マイドキュメント」の中にある。「マイドキュメント」ごとDに移そう。
設定を変えれば、「マイドキュメント」に入れるファイルは自動的にDドライブに保存されるようになる。
[注1]リカバリー後、自動的にDドライブにためるようにするには、新しくCドライブに作られた「My Documents」(Vistaでは「ドキュメント」)を3ページ図3のようにドラグして上書きします。
 

 

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