防滴仕様ではない普通のノートパソコンの場合、コーヒーや水をこぼした際の対処法は下図の通りです。

【水をこぼしたときの対処法5カ条】

 まず注意しなければいけないことは、むやみにパソコンを動かさないこと(1)。液体を流し出そうと本体を傾けたりすると、パソコン内部に浸入して故障の原因になることもあります。できるだけ水平を保ちながら、すぐにパソコンの電源を切り、ACアダプター、バッテリーを取り外します(2)。

 液体が少量の場合、キーボード上の水滴などを、乾いた柔らかい布でふきます(3)。こぼれた液体の量が多い場合、机の上などにパソコンを置いたままにしていると、底面から液体が浸入する可能性があります。パソコンを平行にしたまま乾いた場所に移動し(4)、完全に乾くまで待ちます(5)。

 光学ドライブがある場合は、ドライブ前面にある取り出し用の穴に細い棒を挿し込んでディスクトレイを開き、浸水していないか確認します。浸水しているなら、水分をふき取っておきましょう。

基本はメーカーに連絡

 ノートパソコンはキーボード下部に重要な部品が組み込まれているため、上記の対処を実施しても正常な復旧が難しいことがあります。また、液体に砂糖やミルクが含まれていた場合、ベタついたり、内部で固まってキーボードが動作しにくくなったりする場合があります。上記の処理をした後で、メーカーに修理を依頼するのが基本と心得ましょう。

 なお、「水こぼし等による故障の修理は有償」(NEC)なのがほとんど。パソコン周辺でコーヒーなどをよく飲むなら、あらかじめ水こぼし等による故障も保証の対象となる保険に加入しておくことも有効です。

出典:日経パソコン 2008年3月10日号
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