中、上位のグラフィックスボードは、大量の電力を消費するため、ボード上に補助電源用のコネクターがある。このコネクターに電源ケーブルを取り付けないとどうなるのだろうか?

中上位のグラフィックスボードには、補助電源用のコネクターがある。ミドルクラスでは、6ピンのコネクターが一つ、上位モデルではさらに6ピンや8ピンのコネクターが付く。

 6ピンのコネクターを2個備える、AMDの「ATI Radeon HD 4870」、1個備える「同4850」では、起動時に警告メッセージが出て、OSが起動しない。NVIDIAのハイエンドチップ「GeForce 9800 GX2」搭載ボードは8ピンと6ピンのコネクターを備える。電源ケーブルをつながないと、ディスプレイ上には何も表示されず、ボードの電源コネクターLEDが赤く光る。どちらか片方だけしか取り付けなかった場合も症状は同じだ。

AMDのATI Radeon HDシリーズの製品では、補助電源ケーブルを挿さないと画面に警告メッセージが出る。NVIDIAのGeForceシリーズでは、画面には何も表示されないで動作しないか、性能が下がって起動する。

 6ピンコネクターを1個備える、ミドルクラスの「GeForce 8800 GS」搭載ボードはビープ音が鳴って起動しないが、同じく6ピンを1個搭載する「GeForce 9600GT」搭載ボードは、電源ケーブルを接続しなくても起動する。ただし、Windows起動後に「十分な電力が供給されていないため、パフォーマンスを下げた」というメッセージが出る。

出典:日経WinPC 2009年2月号
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