2008年後半になって登場した22型のフルHDディスプレイは、1920×1080ドットの表示が可能で実勢価格が3万円を切ることから、一躍人気商品となった。ほとんどのディスプレイではDVI端子とアナログRGB端子の両方を備え、2系統での入力が可能になっているが、フルHDやWUXGA(1920×1200ドット)のディスプレイでは、接続方法によって画質に違いがあるのかを調べた。

 下図では分かりづらいかもしれないが、DVI接続でのくっきりした表示に比べると、アナログRGB接続では全体がぼやけて表示される傾向がある。アナログRGB接続では、文字の輪郭がはっきりしないため、目も疲れやすく感じた。液晶ディスプレイはデジタルで信号を処理するため、アナログからデジタルへの変換が必要なアナログRGB接続より、PCとデジタルで信号をやり取りするDVI接続がより鮮明に表示できるのは当然だ。

文字の輪郭がすっきりしており、読みやすい表示になっている。
文字の輪郭が不明瞭で、全体的に何かぼやけた表示になっている。

 2台のPCを接続するなど、どうしてもアナログRGB端子を用いなければならないことがある。その場合は周囲からのノイズの影響を防ぐために、フェライトコアやシールドなどのノイズ対策が十分なケーブルを用いるとよい。ディスプレイの「シャープネス」を調整して文字をくっきりさせることもできる。

出典:日経WinPC 2009年2月号
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