「CD-Rにデータを追記できる?」「格安DVDディスクを使っても大丈夫?」「動画をDVD-Rに保存してテレビで見るには?」──簡単なようで、意外とわかりにくいのがこの世界。記録型CDやDVDに関する、あなたの「?」をすべて解決します!

 普段、何気なく使っている記録型CDやDVD。ところが「CD-Rにデータを追記できる?」「動画を保存したDVD-Rをテレビで見るには?」といった“常識”を知らない人は意外と多いのではないだろうか。それでは宝の持ち腐れだ。この特集で、そんな「?」をすべて解消していこう。

多数の規格があるCDとDVD それぞれの違いを理解しよう

 CDとDVDには何種類もの規格があり、どれを使えばよいのか迷ってしまう(図1)。まずは、それぞれの規格の違いを理解して、ディスクごとの最適な使い道を押さえよう。

 記録型CD/DVDは、「R」「RW」「RAM」の3種類に分けることができる(図2)。

図1 どれも大きさは同じ直径12センチのディスクだが、7つの規格がある。それぞれの特徴を押さえて、最適な使い道を選ぼう
図2 1回だけ記録可能な「R」と繰り返し書き込める「RW」「RAM」がある。「RW」はディスクを全消去すれば、新しくデータを書き込める。「RAM」はファイル単位でデータを消去できる

 「R」はディスクに1度しか書き込めない。データを誤って消してしまう心配がないので、大事なデータのバックアップに向いている。また、互換性が高く、ほとんどのドライブで読み出せる。CD-RやDVD-Rはディスクの価格が安いので、気軽に人にデータを渡すときにも便利だ。

 「RW」はデータを消去して、繰り返し利用できる。ただし、ファイル単位で消せず、ディスクの全消去しか選べない。このため、一時的にデータを保存する場合や、最新のファイルを定期的にバックアップする用途に適している。

 「RAM」は、ファイル単位でデータを消去できる。「RW」の書き換え可能な回数が1000回程度なのに対し、「RAM」は10万回以上の書き換えに対応しているので、頻繁にデータを更新したいときに役立つ(図3)。

図3 重要なデータの保存にはCD-RかDVD±R、人に渡すデータは互換性が高いCD-RかDVD-Rが最適。CD/DVD±RWは最新データの保存に、DVD-RAMは頻繁にファイルを更新する用途に向く

 ディスクを購入する際は、パッケージの表示に注意しよう(図4)。パソコンのデータを記録する用途なら、「データ用」を購入する。「音楽用」CDや「録画用」DVDもあるが、これらの違いは次で説明する。

 パッケージには、ディスクの容量も書かれている。DVD±Rには容量が4.7ギガバイトの片面1層ディスクと8.5ギガの片面2層ディスクがある。「DL」と書かれたものは、片面2層の意味。ドライブが片面2層対応でないと、書き込めない。

 ディスクには「2~8倍速」のように、対応する書き込み速度も表記されている。これから詳しく説明するが、必ずしも速度が速いディスクを買えばよいわけではない。ドライブが対応している速度のディスクを購入しよう。

図4 記録型CD/DVDには多くの種類がある。ディスクを購入するときは、パッケージの表示をよく見て、間違ったディスクを買ってしまわないように注意しよう
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