文字通り、迷惑なことこの上ない「迷惑メール」。メールのダウンロードや選別に無駄な時間を費やされる。不快な内容のメールは多く、ウイルスや詐欺のメールであることもしばしば。さらに、「なぜこんなメールを送ってくるのか」「どうして自分のアドレスを知っているのか」など、数々の疑問がイライラを募らせる。そんな疑問はすっきり解消させて、迷惑メール退治に取り掛かろう。

 毎日、山のように送られてきて、メールソフトの受信トレイを埋め尽くす「迷惑メール」。「スパム(スパムメール)」や「ジャンクメール」などとも呼ばれ、一般には「要求していないのに、一方的に送られてくるメール」を指す。

 一口に迷惑メールといっても、その内容はさまざま(図1)。広告目的のメールはもちろん、ウイルスメールや詐欺メールもすべて迷惑メールと言える。

図1 基本的に、要求していないのに送られてくるメールはすべて「迷惑メール」。商品やサービスを売り込む宣伝メールだけではなく、架空請求やフィッシング詐欺などの詐欺メールや、ウイルスに感染させようとするウイルスメールも迷惑メールと言える
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 国内の通信事業者などで構成される迷惑メール対策組織「JEAG(ジーグ)」のボードメンバーの一人、インターネットイニシアティブ(IIJ)の櫻庭秀次氏によれば、「日本語の迷惑メールでは、出会い系サイトの宣伝が最も多い。英語の迷惑メールでは、医薬品や偽ブランド腕時計の広告が多い」と言う。

 ユーザーへの迷惑度では、詐欺関連が一番のようだ。迷惑メールに関する相談や報告を受け付けている日本データ通信協会の迷惑メール相談センターによれば、「相談件数では、架空請求メールに関するものが最も多く、全体の4割以上。数年前までは1割程度だったが、2007年に急増した」(同センターの廣川健太郎氏)。

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