ノートパソコンでは、ハードディスクの交換が難しい――。そんな先入観をお持ちではありませんか。実は、正しい手順を踏めば簡単に交換できます。今回は、最大のハードルであるHDDの取り出し方を、タイプ別にご説明します。

 購入直後は快適に動いたパソコンも、次第に調子が悪くなる。「そろそろ買い替えか…」と考えている人も多いだろう。

 しかし、新品のパソコンは高価な買い物。特にノートパソコンの場合、一〇万円はかかる。少しの出費でパワーアップできるなら、そのほうがはるかに経済的だ。

 パワーアップといえば、メモリーとハードディスク(HDD)の増強が定番だ。しかし、メモリーの増設に比べると、内蔵HDDの交換にはどうしても難しいイメージがつきまとう。

 しかし、それは完全な誤解。手順を踏めば、初心者でも容易に交換できる。特にA4サイズ以上のオールインワン型ノートなら、ほとんどの機種が交換可能だ[注]。

HDDの寿命は五年
交換でパソコンを延命できる

 内蔵HDDを最新のものに交換するメリットは三つある。

 一つ目は、容量が増えること。最近は一〇〇ギガを超えるHDDが一万円台で手に入る。三年前のおよそ三~五倍の容量だ(図1)。

図1 ノートパソコンのハードディスク(HDD)は容量が少なめだ。2003年前後では、20~40ギガバイトのHDDを内蔵した機種が多い。今なら100ギガ以上の大容量にできる
図2 パソコンのHDDは消耗品だ。設計上の寿命は5年程度といわれる。このため、3~4年を過ぎると故障しやすくなる。新品に交換しておけば、またしばらく安心して使える
図3 最新のHDDは、容量とともに記録密度や回転数が向上しているため、高速だ。例えば上のグラフのように、アプリケーションソフトの起動時間を平均10パーセントほど短縮できる

 二つ目は、パソコンの寿命が延びること。HDDの平均寿命は約五年といわれている。正常に動いているうちに新品と交換すれば、今後も安心して使える(図2)。

 三つ目は、動作速度の向上だ。HDDの性能向上で、三、四年前と比べ、平均一~三割のスピードアップが見込める(図3)。

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