2013年12月16日午前8時、ついに韓国でも「iPad Air(9.7インチ)」と「iPad mini Retina(7.9インチ)}が発売された。アップル輸入代理店やディスカウントショップ、量販店、キャリアのKTとSKテレコムの代理店前には、氷点下7度の寒波にも関わらず前日の午後から徹夜組が登場した。各店舗では第1号購入者と先着50人までiPad用のキーボードや液晶保護フィルム、専用のカバーを贈呈するイベントを行った。

 あまりにも寒いので、キャリアの代理店は早朝から暖かい飲み物を配ったり、店舗のオープン時間を前倒しにして建物の中で待てるようにしたりして徹夜組に配慮した。販売する店舗の数が多かったので来店客が分散し、長蛇の列というほどではなかったが、繁華街にある店舗には朝5時には200人以上が集まり盛り上がった。

 iPad AirとiPad mini Retinaは、オンライン販売も含めて初日で完売。現在は、注文してから5日ほど待たされるという。キャリアと量販店によると、韓国ではiPad mini Retinaより画面が鮮明で大きいiPad Airの方が売れているそうだ。iPad Airは、既存のiPadに比べてアプリの起動が数秒早くなり、高画質写真や設計図もつぶれることなくきれいに表示できるので業務用にも十分使える、と高い評価を得ている。

 韓国の大手オンライン書店のアラジンはiPad AirとiPad mini Retinaに大河小説全巻や世界文学シリーズ、ベストセラーの電子本をセットにして割引販売したところ、販売開始10分で売り切れ、今は5000人近く予約待ちしているという。新型iPadのおかげで、12月16日から電子本の売り上げも20%ほど増加したそうだ。

 12月17日はソニー・コンピュータエンタテインメント・コリア(SCEK)が「PlayStation 4」(PS4)を韓国で正式発売した。本体の値段は49万8000ウォン(約4万9000円)だ。イベント会場となったソウル市南の国際電子センターは、PS4のロゴで染まった。多くのファンであふれるPS4の発売会場を見渡してSCEK代表の川内史郎氏が涙する場面もあり、韓国のゲーム雑誌は「マリオ(スーパーマリオブラザーズ)激似の川内代表が感激して泣いた」と紹介していた。

「Killzone Shadow Fall」は韓国でも人気の「PlayStation 4」ソフトだ(PlayStationの韓国公式サイトより)
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