東京都荒川区教育委員会は、2014年度から区内の小中学校にタブレットPCを導入する予定であることを発表しました。それに先がけ、2013年度は区内にある小学校3校と中学校1校をパイロット校として選び、9月3日から授業での本格的活用を開始しました。先日、その一つである日暮里第二小学校を訪問し、1年生から6年生までの実践授業を見せていただきました。今回はその報告をしたいと思います。

低学年の授業では、子どもたちがICTに慣れ親しむ

 荒川区立第二日暮里小学校は今年で創立104周年という歴史のある小学校です。日暮里駅から繊維問屋街を8分ほど歩いたところにあります。下町の街並みに溶け込んでいて、気を付けて歩かないと通り過ぎてしまいます。

 全学年が単学級で、在校児童数96名、教員数10名あまりという小規模校です。当日は、5校時の授業を全学年見学させていただきました。

 最初に入ったのが1年1組の教室でした。他の学年と違って、体格がそろって小さいので、第一印象は“かわいい”でした。同小では自習用のソフトを利用していて、国語の「かたかな」の授業で学んだ内容を各自のタブレットPCでおさらいしていました。1年生でも普通に学習ソフトに向かっているのが印象的でした。

 隣の2年1組では、国語の授業「なにをつたえようとしているの」が始まっていました。身近にある標識やピクトグラムなどを参考にして、自分の作ったマークを創作します。

黒板には参考例が貼り出される
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 子どもたちを見ていると、タブレットPC上でのペン使いやアプリケーションソフトの操作など、使い始めて1か月とは思えないほど自在に使いこなしています。「やはり、デジタルネイティブなんだ!」と思わされます。

本体部分がキーボードから外れるタイプのタブレットPCを使用。2年生でも手軽に扱える
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