タブレット・スマートフォン用の、子ども向け知育アプリが充実してきている。その提供元として草分けな的存在の一つが、ベンチャー企業スマートエデュケーションだ。「おやこでリズムえほん」などのアプリで、未就学児向けの知育アプリ市場を開拓してきた。2013年4月には、フジテレビグループが設立したベンチャーキャピタルであるフジ・スタートアップ・ベンチャーズからの投資を受けた。
 スマートエデュケーションの代表取締役を務める池谷大吾氏に、未就学児向け知育アプリを開発した理由や背景、今後の展開などについて聞いた。(記事構成は編集部)

山内:スマートエデュケーションさんの「おやこでリズムえほん」は、スマートフォン・タブレット向け知育アプリの中でも代表的な存在です。なぜこうしたアプリを作ろうと思ったのか、開発に当たってどんな試行錯誤があったのか、今日はじっくり伺いたいと思います。

 まずは、事業の概要について教えてください。

池谷:スマートエデュケーションは、2011年の6月に、私と仲間の5人で始めたベンチャー企業です。ミッションは「世界中の子ども達の“いきる力”を育てたい」です。そのミッションの下で、スマートフォンやタブレット向けの知育アプリを開発しています。主に、未就学児向けのアプリです。

池谷大吾氏。2011年にスマートエデュケーションを立ち上げた
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 最初にリリースしたアプリが、おやこでリズムえほんです。音楽に合わせて、親子で一緒に楽器を叩いて楽しめるアプリです。アプリ自体は無料で提供し、追加で音楽をインストールする際に課金が発生します。

音楽に合わせて楽器を演奏して遊べる「おやこでリズムえほん」
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 これ以外にも、絵本アプリなど計9種類の製品をリリースしています。おかげさまで、これまでに累計で約400万本がダウンロードされています。未就学児の母親でスマートフォンを持っている人の2人に1人が、私たちのアプリを使ってくれている計算です。

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