2013年3月14日に開催された「シニアネットフォーラム2013 in 東京」。全国のシニアネットの関係者などが集まる年に一度の会合である。今回、筆者は電子書籍の特別セミナーに協力させていただいた。筆者が電子書籍の市場動向などを解説した後、アマゾンジャパンのKindle デバイス&アクセサリー事業部の小河内亮氏が自社のサービスなどについて説明するというプログラム。講演の後には、Kindle Paperwhiteなどの端末を実際に操作できるコーナーも設けた。

品川区立総合区民会館「きゅりあん」で開催された「シニアネットフォーラム2013 in 東京2013」。40名ほどの方が電子書籍の特別セミナーに足を運んでいただいた(写真は中村宏、以下同)。
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米国では紙の書籍の売り上げを超えた!

 電子書籍という言葉自体は、多くの方が既に知っていると思うのだが、まだまだ普及しているとは言い難い。ところが、2013年は電子書籍の市場が大幅に伸びると予測されている。その理由はタブレット端末やスマートフォンなどの利用者が増え、電子書籍を読める端末が一般的になるからだ。さらに出版社も書籍の電子化に本腰を入れてくるので、今以上に新刊の電子化が加速するはずだ。つまり機器とコンテンツの両輪がそろうのが2013年というわけである。

 小河内氏の話によれば、米国アマゾンでは2011年に電子書籍の売り上げが、紙の書籍の売り上げを超えたという。さらに、Kindleのサービスを使い始めてから、読書量が平均して4倍以上増えたというデータも紹介された。日本がここまで行くにはもう少し時間がかかると思うが、一度電子書籍に慣れてしまうと、その使い勝手の良さから、ついつい本を買ってしまうという意見は多い。筆者も長編小説を電子書籍で読んでみたが、最初は違和感があったもののすぐに慣れて、電子書籍で読み終えることができた。

アマゾンジャパン Kindleデバイス&アクセサリー事業部、事業部長の小河内亮氏。米国の状況や自社のサービスをわかりやすく解説していただいた。
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