米アップルが10月23日(米国時間)に発表を行い、その後の26日にはWindows 8の出荷が開始され、29日にはWindows Phone 8関連のイベントがあり、同日にグーグルが何かを発表するようです。この短い期間の間に「タブレット」関連の発表が続くようなのです。

 それぐらい、タブレット型コンピューターは、世間の注目の的と言ってもいいでしょう。なぜかというと、従来パソコンがカバーしてきた「カジュアルなインターネット利用」、つまりメールやWeb閲覧といった用途を、指先で操作するタブレット型コンピューターで行うことが可能で、いま1番の成長分野と言えるからです。iPadがこの分野では先行していましたが、Androidが急速に追い上げ、そこにアマゾンがAndroidベースのKindleを低価格で投入、さらにグーグルも低価格な「Nexus 7」を投入しました。

 過去にも、タブレット型コンピューターは存在しました。ただ、いくつかの点で、最近のタブレット型コンピューターとは違っていました。過去のタブレットはパソコンと比べると性能が低く、パソコン同等のWebブラウジング機能(HTTPSやJavaScript、フル仕様のHTMLやCSS)もなく、簡易な機器の枠を出るものではありませんでした。また、どちらかというとスタイラスを使う「ペンコンピューティング」の延長にあると考えられていた点も、現在の指先で操作するタッチで操作するタブレット型コンピュータ-とは違う部分です。

 26日にWindows 8が出荷開始されることで、タブレット型コンピューターのプラットフォームが1つ増えることになります。これで、タブレット型コンピューターのプラットフォームは、Android、iOS、Windows 8の3つになり、激しい競争が展開されることになるでしょう。

 米マイクロソフトは自社ハードウエアの「Surface」を26日に発売しますし、米アップルは7.9型のタブレットを発表しましたし、グーグルは3Gなどの通信機能を内蔵したNexus 7を出すというウワサもあります(Windows Phone 8対抗でスマートフォン関連がメインの可能性が高いようですが)。

 しかし、どの方向にも、多少の無理が感じられます。

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