Macの新OS、OS X 10.8(Mountain Lion)は快調に動作していて、なかなか満足度は高い。旧10.7(Lion)から引っぱってきた日常利用のアプリケーションも問題なく動作。移行直後はMacの中でWindowsを動かす仮想環境に一部不具合も見られたが、主要な2製品もアップデートを完了してMountain Lion上で安心して使えるようになった。Lion以降、Macの中にMacをインストールすることもライセンス上、許されるようになっていて、「仮想環境」の中だけは「Lion」の状態で使うといったことも可能になった。それを使えばMountain Lionでは動かないMacのアプリを正常に動作させることもできるわけで、メリットは大きい。今回は、仮想環境はMacの中でWindowsを動かすためだけに使うのではない、という話をご紹介しよう。

Mountain LionとRetinaディスプレイに対応進む仮想環境

 Mac上で他のOSを動作させる仮想環境の2大主要製品は「VMWare Fusion」と「Parallels Desktop for Mac」だ。VMWare Fusionはバージョン5で、Parallels はバージョン8でMountain LionやMacの新しい高精細ディスプレイのRetinaに対応してくれた。

 最近のMacはCPUが高性能化している上に内蔵メモリーも4GBは当り前、16GBないしは32GBに増強しているユーザーも多い現状、Macの中でWindowsを動かすのも実に快適になってきた。潤沢にメモリーを備えていれば、複数のOSを同時に立ち上げておくこともでき、何台もパソコンを使って仕事をしているユーザーは仕事環境が文字通りすっきりと整理されて仕事もはかどる。

 外部ディスプレイを追加すれば、1台のMacでOS環境を別々に表示させることもできてとても便利。まだチャレンジしていない人はぜひお勧めしたい。今回はアップグレード版が8月30日に登場した「Parallels Desktop 8 for Mac」を早速動かしてみた(図1)。

図1 「Mountain Lion」で動いているiMac (Mid 2011)に仮想環境の「Parallels Desktop 8 for Mac」を動かし、そこに「Lion」と「Windows 8」をインストールして動作させた。「Windws XP」「Windows Vista」「Windows 7」、さらにLinuxの「Ubuntu」なども導入しているので、必要な時に該当OSを起動して使える。仮想環境はさまざまなアプリをさまざまなOS環境で動かさなければならないユーザーにとってはとても利用価値の高いものだ。
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