松本駅近くのスクランブル交差点で…

 先日、用事があって、家から徒歩で出かけた。夕方の6時近くであっただろうか、ちょうど学校帰りの高校生や、仕事帰りの人で駅前はごった返していた。

 地方では、JRの駅から、各高校はけっこう離れているし、私鉄やバスもそれほど豊富ではないので、電車通勤の学生は、松本駅の近くに自転車を預けておき、学校と駅との往復はたいてい自転車を使う。ゆえに、夕方の駅近くは自転車に乗った高校生がいっぱい。それもかなりの速度で走っていたり、会話しながら並んで走っていたり、お世辞にもマナーがいいとは言えない状態だ。

 そんなときに駅近くのスクランブル交差点を斜めに渡っていた筆者に、ごくごくフツウっぽい高校生の男の子の乗った自転車が当たった。彼は前をよく見てなかったようだが、(人の乗った)自転車と多数の歩行者が錯綜するスクランブル交差点では、このラッシュ時、あちこちで自転車と自転車、自転車と歩行者が当たりそうになっているふうで、よく見ていたとしても、よけるのは難しかったかも。

 「ああ、すみません」と謝ってすぐ、彼は行ってしまったが、相手は金属でこちらは生身、当たったときとっさにふんばったせいか、左足をちょっと捻挫してしまった。もちろん当たった腿のあたりも黒くアザに。

 そういえば、最近、自転車がいろいろと問題になっていて、スピードを出した自転車が歩行者にケガをさせるなどの事故が相次いでいる。まあ、筆者は軽いケガですんだものの、お年寄りなどに接触すれば、ヘタをすれば、重傷を負わせかねない。くだんの交差点は、ゆるやかな坂の下にあり、その坂の上にあるいくつかの高校から、自転車の生徒がスピードを出したまま交差点に進入してくる。交差点には多くの人がいるので、生徒達は多少速度を落としているように見えるが、それでも、事故の可能性にちょっと背筋が寒くなった。

 マナーが悪いこともあるけれど、不注意とかで起こる一瞬のこと、歩行者も、はたまた加害者になる高校生も、将来的にあまり幸せとはいえない。そんな事態を避けるのが、みんなが楽しく生きていける秘訣なのではないだろうか。それにはいったいどうしたらいいだろう、みたいな。

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