筆者は、普段はデスクトップパソコンで仕事をしていますが、海外取材などではノートパソコンで作業をしなければなりません。このとき、一番気になるのが、画面の解像度です。資料やWebページなどを広げつつ、テキストエディターで原稿を書き、作図することを考えると画面解像度はできるだけ高い方がいいからです。

 解像度が低いと、ウインドウの中に表示される情報量が少なくなってしまいます。また、メニューやアイコンは、解像度にかかわらず、一定の大きさに見えるように画面解像度と物理サイズを基準に変更されるため、やはり解像度が低いと、ツールバーのボタンなどがすべて表示されず、作業効率が落ちてしまいます。

 そういうわけで、筆者は、ノートパソコン購入の基準の一つに、高解像度の液晶が選択できるものという条件を入れていました。しかし、高解像度の液晶が選択できるノートパソコンは、どちらかというと少数派。年々選択肢が減っているという感じです。

 そんな中、米国で東芝が、モバイルLCDディスプレイ「PA3923U-2LC3」を販売していることを知りました。これは、USB接続のLCDディスプレイなのですが、14型で、解像度は1366×768ドットあり、USB端子からの電力供給のみで動作します。また、重さは2.8ポンド(1.27kg)と軽く、サイズは13.4×9.4×0.6インチ(34×23.9×1.5cm)です。

 本体の周りは、ある程度の固さを持ったカバーで覆われており、その形状は、タブレットコンピューターのケースのような感じで、開いて立てることができるようになっています。見た目は、巨大なタブレットコンピューターといった感じですが、15型クラスのノートパソコンの入る鞄にらくらく入ります。

東芝モバイルLCDディスプレイ

スペックなど(英語)

 最近のUSB接続型の液晶ディスプレイは、動画再生や反応といった点で通常の液晶ディスプレイとほとんど性能に変わりありません。しかし、多くのものは10型以下の小さなものなので、あまり作業効率の改善にはなりませんでした。

 以前、iPadを使ったマルチディスプレイを紹介しましたが、10型のXGA程度の解像度では、ないよりはマシとはいえ、効率を大きく改善できるとはいえませんでした。せいぜいWebページを1ページ表示する程度で、いくつもウインドウを配置するというはきつかったのです。また、iPad本体だけでなく、なんらかのスタンドや充電器などを持ち歩くことを考えると、可搬性は専用のUSBディスプレイの方が上です。

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