昨日、iOS 5を搭載したiPhone 4Sが発表された。イベントの場で短時間操作してみたのだが、なかなかよくできている。今回は、iOS 5の新機能を辛口でファーストインプレッションしていこう。

 今回は、OS全体の評価ではなく、新機能を中心にチェックしていきたい。もちろん、iOSが素晴らしいOSであることは疑う余地はないだろう。代を重ねるごとに完成度を増しており、日々使いやすくなっている。

 今回のアップデートでは、OSとしての“新しさ感”はあまりない。というのも、新機能として提供されるものの多くがOSというよりは、アプリなのだ。リマインダーやNewsstandの登場、写真、カメラ、Safariなどの機能アップも、OSというよりはアプリの進化だ。

 OS自体の目玉は、音声コントロールの「Siri」が搭載されたこと。米アップルのWebサイトでは、ひと目で目玉と分かるように大々的に掲載されている。また、マスコミ向けの発表でも大きく取り上げられていた。

 ところが、この機能は日本語には対応していない。個人的には、大変な拍子抜けというか、非常にガッカリさせられた。日本のアップルのサイトではSiriについての記載はほとんど見当たらない。今までなら記載されていたのに「日本では非対応」と書かれているケースも少なくなかった。この点が改善されているのは歓迎したいのだが、目玉機能が搭載されないのはなんと悲しいことか。

 世界同時発表と言っても、目玉機能が搭載されていないのだ。日本では、iOS 5というより、「iOS 4.5」といった方が妥当な気がするのだ。

Siriは、間違いなくiOS 5の目玉機能だが、日本語非対応とは拍子抜けだ(以下、画像はすべてアップルのWebサイトから転載)。
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