シリーズ「紙の整理術」第7回は、記事のスクラップについて取り上げます。ビジネスパーソンにとって、新聞や雑誌の記事は重要な情報源。企画書の作成や取引先との話題作りに欠かせません。「これは使えそうだ」と思う記事を見つけたら、面倒がらずにスクラップしてはどうでしょうか。「ネット万能の時代に、紙のスクラップなんて時代遅れだ」と思うかもしれませんが、さにあらず。記事のスクラップには、思わぬ効用があります。

筆者は、5mm罫線が入ったA4判の台紙に記事を貼り付け、余白にコメントを付けている。
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 第1の効用は、1つのテーマを継続的にウオッチする習慣がつくこと。個々の記事を単発で捉えるのではなく、1本の線で連続的に見るようになります。また、切り抜き作業によって、重要な記事を自然と選別できるようにもなります。自分にとって、何が重要で何が不要なのか、切り抜き作業を通じて自ずから明確になるからです。さらに、長期にわたって切り抜きを続ければ、自分の関心がどう変遷したかも手に取るようにわかります。

 こうして1つのテーマを継続的、多角的に見る習慣が身につくと、それは企画書の作成にも生きてきます。ネットをググッて即席でひねり出したアイデアと違って、記事スクラップに裏打ちされた企画書は、内容が深くて説得力があります。あなたも、ぜひスクラップ作りにトライしてみませんか。

 ただし、このスクラップ作業には、大きな障壁があります。それは、言うまでもなく手間がかかって面倒なことです。切り抜きや貼付の作業に嫌気がさして挫折した人も、きっと多いことでしょう。そこで今回は、スクラップが簡単にでき、作業が楽しくなるようなスグレモノを集めてみました。実際の作業にぜひ活かしていただきたいと思います。

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