日本でもNTTドコモより発売されるとして話題のサムスン製Androidスマートフォン「Galaxy S」が6月、韓国で発売された。iPhoneを発売しているKTに対抗して、「Galaxy S」は最大手キャリアであるSKテレコムから発売された。LGテレコム向けにも発売するという。KTだけ除外された。

 7月末発売と予想されているiPhone 4にするか、今すぐGalaxy Sにするか、スマートフォン好きな韓国携帯電話ユーザーの間では「究極の選択」として「あなたならどっちを選ぶ?」という特集記事やTwitterの書き込みが増えている。

販売店でGalaxySの使い方について説明を受ける購入客
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 iPhone 4とGalaxy Sは6月8日、同じ日に製品発表を行っている。Galaxy S はAndroid 端末の中では最高スペックを持ち、世界100以上のキャリアから発売されることが決まっているだけに、アップルの一人勝ちを抑えられるスマートフォンとなるか、注目を浴びている。サムスンはGalaxy Sを「サムスンの携帯電話開発20年の技術が凝縮された傑作」、「スマートフォンの新しい使い方を体験できる」、「世界で毎月100万台、サムスン携帯電話初の1000万台販売突破を期待している」と宣伝していた。その自信を裏付けるかのように、Galaxy Sは韓国で既に10日で20万台が売れ、iPhone3GSの記録を更新している。

 薄さ9.3mm、重さ137g、ディスプレイ960×640ドット(326ppi)3.5インチHD LCD(iPhone 4)に対してGalaxy Sは9.9mm、121g、800×480ドット(233ppi)4インチSuper AMOLED。500万画素カメラに1GHzのCPUは共通している。バッテリーの持ち時間はほぼ同じである。薄さではiPhone 4が勝っているけどGalaxy Sの方が軽い、解像度はiPhone 4が高いがGalaxy Sのディスプレイがもう少し大きくて明るい。端末のスペックからいうとどっちもすごい。

 スマートフォンを選ぶカギとなるアプリケーションも魅力的だ。アップルのアプリケーションが豊富で面白いのは周知の通り。Galaxy SはAndroidマーケットのほかにもサムスンのアプリケーションストアであるSamsung Apps、SKテレコムのアプリケーションTストアも利用できる。iPhoneにはない地上波DMB(韓国のワンセグ)、Adobe Flash表示機能を搭載する。韓国のWebサイトはFlashがたくさん使われるため、iPhoneのSafariからは表示できないサイトが多く不満の種であった。またSDメモリーカードを使えばパソコンからスマートフォンへ簡単に音楽や動画ファイルを移せる。いちいちiTunesを使わないといけないiPhoneに比べ断然便利である。

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