これまで見てきたように、iPadはメディア制作システムではなくメディア消費システムである。これは着実なトレンドに一致している。つまり、Appleは消費者向け製品の企業になろうとしていて、開発者と協力する時間を減らしている。ずっとそうだったわけではなかった。 Heidi RoizenがAppleの開発担当バイスプレジデントだったころを覚えているだろう。しかしここ数年そういう状態になっている。

 Macはメディア開発においてはまだ非常に大きな存在だ。だが、Mac Proの性能はIntelシステムで可能なことを実現できるレベルに達していない。そして私はAppleが高性能なシステムを新たに開発しているという噂を聞いていない。私の友人のPhilはソフトウエア開発者で、長年にわたるMacユーザーだ(彼はUNIXから始めたので、Mac OS Xで彼が気に入っているものは下に隠れている)。彼は大きなクアッドコアのMac Proシステムを使っている。それらはハイエンドユーザー向けのスタンダードな機種で、何年も前からあった。最近、彼はMacのハードウエアから切り替えた。Mac Proシステムは大きなプログラムをコンパイルするのに非常に時間がかかるというのが大きな理由だ。

 これは長いレポートだが、ハイエンドシステムを自作しようかと考えているなら関心があるだろう。Philのレポートは私が期待したものとは全く違う。


Macから離れる--何と残念なことだろう!

 私はMac OS Xをとても気に入っている。しかし、AppleはCPU本来の性能を生かしきれていない。私が2500ドルで構築できるCore i7 Extremeシステムは最速のMac Proを圧倒する。私が動かすソフトウエアの大半はWindowsとLinuxで実行しているので、30インチのデュアルディスプレイとLinux用VMware搭載のWin7 64システムを構築するつもりだ。

 OS Xから離れるのは悲しいことだが、私のシミュレーションをコンパイルするのに長い時間がかかるので、私は1日中それをやっている。Core i7 Extremeシステムならその半分の時間でできる。絶対確実だ。

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