いろいろ述べてきたが、私はまだiPadを持っていない。私は、AppleStoreでiPadを使ったセッションを受けて、自分が尊敬する人々の数多くのレビューを読んだ。そして下した結論は、現在販売されているiPadでは、私がやる時間のある事がらをあまり処理できないというものだ。私が読む本のほとんどは白黒で、Kindleはこういった本には十分良い。私はオンラインで雑誌を読む習慣はない。私は外出する時間はあまりないので、iPadのようなものを常に持ち歩く必要はない。また、ショルダーバッグを持って行く時は、LisaBettaかMacBook AirのKhaosがあれば、オフィスや朝食の食卓から離れた場所で何かやるのに十分以上に役に立つ。

 例えば、iPadに重要なことを書くのは手間がかかる。スクリーン上のキーボードを使うことができるが、私の場合は、少なくともいいかげんな2本指タイピングしかできない。Poul Andersonが私の最初のコンピューターを試した時のことを思い出した。彼は指をキーに置いておく癖があって、キーをたたくのに力がいるRemingtonの手動タイプライターに慣れていた。見ていて面白かったが、確かに彼はあまりたくさん書けなかった。彼はその経験に懲りてしまって、コンピューターでものを書くようになるまで数年かかった。私はスクリーンキーボードでiPadを使ってみて、全く使えないとは思わなかったが、古い習慣を克服するには努力が必要だ。それでも、エッセイとか物語のシーンのような作業には、iPadのスクリーンキーボードは十分に良い。私が知っているスクリーンキーボードの中ではベストだ。また、メモ書き以外のことには、外付けのキーボードが使える。これほど重要な問題ではないが、マウスがない。LisaBettaでは、私はスタイラスを使えて、慣れている。だから、指の動かし方を習得できるとは思うが、どうしてもそうしたいとは思わない。

 もちろん、iPadは待合室に座っている間にエッセイを書こうという人向けに設計されたものではない。電子メールをチェックして、短い返事を書くだけなら、iPadは素晴らしい。ツィートを書いて、テキストでチャットするにはうってつけのツールだ。さらに、AppleはiPadにノートを取ってリサーチする機能を搭載するだろう。高校生と大学生向けの市場が販売ターゲットであることは明白だからだ。学生向けマシンと明示して、その上iPodとiPhoneでできることがやれるとなれば、飛ぶように売れるだろう。私がiPadを買わずにいる理由は、生産にまつわる問題であることに注意してほしい。メディア消費装置としてのiPadに関する不安ははるかに小さい。iPadを試した知人たちはほぼ全員、ひと目で惚れ込んだ。iPadは読書、絵の観賞、映画の視聴、ゲーム、雑誌を読む、Webブラウズ、そして情報やエンターテイメントを入手するのに素晴らしい威力を発揮する。レビューからは驚いたり、夢中になったりしている様子がうかがえる。

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