Office 2010の発売に合わせて、マイクロソフトは、日本独自のプロモーションを開始した。

 それが、「冴子先生 2010」である。

 冴子先生は、「Office 2003」まで、ヘルプ機能に登場するOfficeアシスタントとして登場していたキャラクター。これを実物化して、6月30日までのキャンペーンキャラクターとして活躍することになる。Office 2003が消えた日を、2007年1月30日のOffice 2007の発売日とすれば、3年3か月ぶりの復活ということになる。

オリジナルの「冴子先生」は、Officeアシスタントのキャラクターとして登場した。
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こちらが実体化した「冴子先生 2010」。冴子先生を目指すというキャラクター設定になっている。
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 冴子先生のイメージであるオレンジ色の制服を着るものの、胸には「2010」の文字。根強いファンを持つ、従来のキャラクターのイメージを損なわないように、「冴子先生 2010」と、2010の数字を付けることで新たなキャラクターとして実物化。設定も、「冴子先生を目指す」というものになっている。

 「社内で、Office 2010のキャンペーンについて検討していたところ、女性社員から冴子先生をキャラクターとして採用してみてはどうかという声が上がった。そこからはかなり早いペースで、冴子先生を活用したキャンペーンの展開が決まっていった」と、マイクロソフト インフォメーションワーカービジネス本部Office製品マーケティンググループ・飯島圭一エグゼクティブプロダクトマネージャは振り返る。

 Office 2010のキャンペーンでは、フェイス・トゥ・フェイスで製品の良さを伝えることを第一の条件とした。また、フェイス・トゥ・フェイスで得た声を、オンラインを通じてさらに広げていくというデジタルマーケティングを組み合わせることも当初から考えていたともいう。

 「今回の製品は自信を持って世の中に送り出すことができた製品。それだけに、多くの人に良さを知っていただくことが効果的だと考えている。実際に、ベータ版のダウンロード数はOffice 2007に比べて2倍以上となる40万人。しかも、使っていただいた方の89%から、Office 2010に対する高い評価を得ている。全国を縦断する統一キャンペーンにおいて、親しみやすいキャラクターを模索した結果、行き着いたのが冴子先生だった」

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