Atom搭載マザーを使ったコンパクトPC「Atomic」

混沌の館の最新のデスクトップコンピューターはIntel Atomマザーボードで構築したWindows 7システムのAtomicだ。「Antec ISK 300-65」ケースに収めている。Atomはオンボードの音声とビデオ機能と、320GBのノートPC用「WD Scorpio Blue 3200BEVTハードドライブ」を備えている。4GBのCrucial DDRAM(2GB×2本)とUSB 2.0接続の外付けの「Pioneer DVR-X122 Read/Write DVD」を設置している。

「Atomic」(正面下の黒い箱状のもの)の外観。上はPioneerのR/W DVD。
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 このAntecのケースには、ノートPC用のハードドライブを1台または2台入れる空間がある。「フルサイズ」のデスクトップドライブを使いたければ、別のケースが必要だ。そうでなければ、私はこのパーツのリストを推薦する。WD製のハードドライブは小さくて静かだ。Crucial Memoryはちゃんと動く。有名ブランドのプレミアムメモリーを買うために多めにお金を使うよう、私が常々勧めていることを忘れないでほしい。メモリーはめったに故障しないが、いったん故障すると、診断が大変難しい。私の判断では、ほんの少し高い金額を払う方がよい。もちろん、32ビットのWindows 7のインストレーションは、4GBのメモリー全部を認識しないので、おそらく2GB1本で十分だっただろう。しかしメモリーが多くても害にはならない。

 Pioneerの外付けDVD R/Wドライブは、読み取りモードでもR/Wモードでも素晴らしい性能だ。

 要するに、これは非常に満足できるシステムで、1.66GHzのクロック速度よりはるかに速く感じる。私は大がかりなビデオ編集業務用にAtomシステムを構築することは勧めない。ゲームにもあまり役に立たないだろう。しかし、我々が行う仕事にはうってつけのマシンだ。小さくて、非常に静かだ。私はRobertaの持っているものを転送するつもりでAtomicを構築した。ところが、これが一般的なユーティリィティシステムと同じくらい使い勝手がいいことが分かったので、彼女には別のマシンを構築してやって、これを作業用のシステムにしておこうと思っている。

 Intelが私に送ってきたAtomのキットにはマニュアルは入っていなかった。マザーボードと「ドライバー」とラベルを貼ったDVDだけだった。Antecのケースもマニュアルはほとんどなかった。だが全く問題ではなかった。オンラインで2、3分調べると、Intelのマザーボードのマニュアルが手に入った。もう少し調べると、Antecのケースのマニュアルがあった。それらがあれば、後は簡単だった。ハードウエアで唯一問題だったのは、Intelのボードのオン/オフのLEDが2ピン接続なのに、Antecのケースは3ソケットのコネクターだったことだ。私はニッパーで直して、3ソケットコネクターを2個の1ソケットコネクターに変えた。そういえば、私は最初にやった時はうまくいかなかったのだが、システムを起動してもライトがつかなかっただけだ。

ケースを外して実験室のネズミ状態になっているAtomic。私がこれまでで構築した最も簡単なシステムだ。
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 結果として、このシステムはこれまで構築したどんなものよりも速く組み上がった。パーツを組み立ててDVDをブートするまで約4時間で順調に進んだ。そのうちの半分はWindows 7のインストールだった。

 Atomicは静かで、まる1カ月、一般的なユーティリィティシステムとして使ったが、今現在、故障もトラブルも全くない。私の唯一の不満は、Windows 7に関するいくつかの一般的な文句だ。これには後で触れる。とにかく、Atomicは私が覚えている限り、混沌の館のコンピューターネットワークへ最も問題なく追加されたマシンだ。AtomicはIntelにとって大きな成功が見込める製品だ。

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