2009年11月1日、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)から携帯ゲーム機の新製品「PSP go」(PSP-N1000)が発売された。既存のPSPから専用光学ディスクUMDドライブを省き、小型化したモデルである。UMDのゲームができないは、単体では従来の周辺機器がつながらないはで、あまり大きな注目は集めていないようだ。発売日にゲットしたが、PSPのゲームもできる音楽/映像プレーヤーとしてならそこそこ使い物になりそうな気もする。10日ほど使ったインプレッションを、2回に分けて掲載する。前半となる今回は、製品の概要とハード周りについて紹介しよう。

図1 PSP go。価格は2万6800円。本体カラーは写真のピアノブラック以外にパールホワイトも発売されている
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 ざっとPSP goの概要を説明しておこう。

 前述の通り、PSP goは既存のPSPからUMDドライブを省き、小型化したモデル。ゲームショップでPSP用のゲームを買ってもインストールする手段は用意されていない。発売前は検討されていたようだが、実現できなかったようだ。

 だからといってゲームができないというわけではない。後編で触れるが、PSPはもともとオンラインサービスであるPlayStation Network(PSN)でダウンロード版のゲームタイトルやビデオコンテンツなどを購入、ダウンロードして利用できるほか、パソコンから音楽やビデオのファイルを転送して再生する機能などを持つ。PSP goはこれらを利用するのが前提となる。

 2世代目以降のPSP-2000/3000で充実した周辺機器に関しては、PSP goでインターフェースが一新され、外付け機器をマウントするスペースも無くなったため接続できない。ただし、GPSレシーバーやワンセグチューナーといったUSB端子に接続するタイプの周辺機器は、12月発売予定の「コンバーターケーブルアダプター」を介して利用可能になる(ただし、かなり不格好)。

 従来機にあったヘッドホン端子脇の専用端子もなくなり、リモコン付きヘッドホン等も接続不可。こちらも、12月に発売されるBluetooth ステレオヘッドセットレシーバー(PSP goはPSPで初めてBluetooth内蔵)に接続することは可能なようだ。一方、外部出力用のAVケーブルは、PSP go専用のものが発売されている。

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