Web 2.0という言葉も、ブログやSNSに飽きた僕らには古臭く感じられるようになってきた。けれども、僕たちがインターネットで情報通信の双方向性を手に入れたころに思い描いたコンヴィヴィアル(共愉)で、ワイワイ、ガヤガヤとみんなで楽しく社会を構築するという夢は、いまだに捨てがたいものがある※1

 英国で製作された「Us Now」というドキュメンタリー映画の日本語字幕版が完成した。字幕はNPOネットスクエアード東京に参加する翻訳ボランティアのみなさんが中心となって、dotSUBというサイトを通じて作成された。作業前には顔も知らなかったメンバーによる翻訳作業は、わずか1~2週間で約1時間の映画の字幕を完成させたそうだ※2


映画「Us Now」日本語字幕版

 映画は、CouchSurfingという旅人と、宿泊先として自宅を提供する人とを結びつけるマッチングサイトを利用して旅に出た19歳のアメリカ人青年エリックの姿を追うところからスタートする。

 物心のついた時からインターネットの世界で生きているネットワーク・ネイティブのエリックは、Webで得られた「信頼」を基に行動する。彼にとって、この旅が初めての海外、初めてのロンドンなのである。カメラは、宿泊先の提供者との初めての出会い、信頼を損なうことなく新たな世界で新たな友人たちを得るエリックの姿を映し出す。

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