パソコンやデジタル製品は、じっくり使ってみて初めてわかることがたくさんありますよね。この連載では、「パソコンが趣味」という、いとうまい子さんが、気になる製品を実際に使ってみて、実感したことをお伝えします!

 
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PROFILE●いとうまい子(ホームページはこちら)
8月18日生まれ。愛知県出身。趣味はパソコン、読書、映画鑑賞など。第1回ミスマガジンコンテストでグランプリを受賞してデビュー。ドラマ「不良少女とよばれて」(TBS)で注目を浴びる。NHK「趣味悠々」の『中高年のためのパソコン講座 もっと楽しめる! パソコンライフ』では進行役を務めた。

「ぼかしコントロール」が本当に楽しい

 PCビギナーズ読者のみなさん、こんにちは。いとうまい子です。私はパソコンが大好き。パソコンを使っている人ならきっと気になる製品をご紹介する連載を、今月から担当させていただきます。

 さて第1回は、富士フイルムのデジタルカメラ「ファインピックスF70EXR」をリクエスト。光学10倍ズームと背景をきれいにぼかせる機能があるという説明を見て、目を付けていました。

 実際にF70EXRを手にしてみたときは、「少し本体に厚みがあるかな?」と思いました。最薄部で2.27センチ。これまでスリムな機種を使ってきたので、そう感じたのかもしれません。でも、10倍のズームレンズを備えているのだから納得できる厚みです。ちょうど地方ロケの仕事が入っていたので、約2週間持ち歩き、徹底的に使ってみました。


【今月のセレクト その1】
富士フイルム FinePix F70EXR
●画素数 1000万画素
●ズーム 光学10倍/デジタル4倍
●実売価格 3万9800円
広角27ミリからの光学10倍ズームレンズと、1つのCCDで3種類の撮像方式を持つ「スーパーCCDハニカムEXR」を搭載。
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 10倍ズームのカメラは初めてです。山形県の羽黒山五重塔を訪れたときに、天辺の相輪をズーム。すると、目の前にあるかのように画像が迫ってきます。しかも、思っていたよりクッキリ。ズームの威力に驚きました。

 撮るときは、いつも「EXRオート」にしていました。撮る場所の明るさによって適切な設定に変わるモードで、安心してどんな場面でも撮れます。たまにEXRオートでも「色合いがおかしい」と感じるときは、普通のオートに変えてみると意外にうまくいきました。臨機応変にオートを使い分けることも必要ですね。

 また、手ブレ防止と高感度撮影にこだわったカメラだけあり、失敗写真が減りました。私のマネージャーはいつも手ブレ写真を量産するのですが(笑)、このカメラなら大丈夫。「写真の腕が上がった!?」と思うほどです。富士フイルムさんへの取材では、「連写重ね撮り」機能が効果的と教えてもらいました。写真を重ね合成して、高感度で撮影した際に出るノイズを減らすのだそうです。

 私が一番気に入ったのは、「ぼかしコントロール」機能。ダイヤルを「SP(シーンポジション)」に合わせた後でメニューを選ぶ手間はありますが、一眼レフで撮るような背景をぼかした写真を、特別なテクニックなしで撮れるんです。1回のシャッターで2枚撮り、距離の情報を基に背景をぼかして合成するのだそうです。料理をおいしそうに撮りたかった私は、「ぼかしコントロール」を使うのが本当に楽しかった! ボケ味を強調したくて夕食の温泉卵にぐいぐい近寄っていったら、レンズが卵に付いてしまったこともありました(笑)。

 私がずっと探し求めていた「料理が撮れて、背景をぼかせる」という条件を備えたF70EXR。返却するのが寂しいほど、愛着が湧いています。

暗い場所でもブレ知らず! 料理やコスモスは「ぼかしコントロール」で背景をぼかしました。
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