マイクロソフトは、Windows 7のパッケージ製品の発売を、10月22日午前9時以降にすることを発表した。

 発売時刻を販売店の開店時間よりも、やや早い時間に設定したことで、通常の開店時間前にカウントダウン発売などが行われる公算が強く、当初見込まれていた深夜0時の発売は見送られることになりそうだ。

9月25日からパッケージ版の予約が開始されるWindows 7。 しかし、販売開始は10月22日の深夜0時ではなく、午前9時?

 深夜0時の発売は、量販店では通常の閉店時間に店舗を閉めた後、多くのスタッフを割いて、短時間に深夜販売の準備を行い、終電の直前まで盛り上がることになる。業界全体を盛り上げるには印象的なイベントだが、販売店側の負担や、ユーザーがその後帰宅する「足」のことを考えると、決して適切なイベントではないという見方もできる。

 「深夜にくす玉を割って、盛り上がるということも考えたが、販売店の声や営業サイドの意見など、様々な点を考慮して、午前9時の発売に決定した」と、マイクロソフトのコンシューマ&オンラインマーケティング統括本部コンシューマーWindows本部・藤本恭史本部長は語る。

 余談だが、社内では、Windows 7のマーケティング施策において、とにかく「7」にこだわっており、やはり発売時刻についても、「午前7時7分」、「午前9時7分」にしてはどうか、という意見が出たという。だが、さすがに、そこまでの設定には営業現場が反対したという。

 いずれにしろ、今回の午前9時の発売決定によって、新OS発売時に恒例ともなっていたWindows 7の深夜0時のカウントダウン販売は、事実上、行われないことになった。

 だが、「事実上」とするのには意味がある。

Windows Vista発売の2007年1月30日深夜0時、販売店ではくす玉が割られ大いに盛り上がったが……

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