少年の頃、未来を描いたアニメで、よく通信シーンが出てきた。大事なシーンで指示が出たり、有効な情報のやり取りだった。ヘルメットに付いた、今でいうヘッドセットのようなものや、手首に付けている小型モニターに写る通信機器で会話をしていたなぁ。

 一方、時代劇を見ても、早馬を走らせ奉書紙をひらひらっと広げ「フムフム、なるほど・・・」となる。戦争ものだって、モールス信号で重要な情報のやりとりをする。いずれにしても、必要な会話をしないで用件を済ますことはないということだ。現代だって一緒。

 あいまいさを伝える。行間を読み取る。ここに我が国の情緒があるのだが、具体的なやりとりの際にはそうも言ってられない。仕事先に向かう際、「新幹線、出発するのは・・夕暮れ時、西の風を感じつつの刻~」なんていうは理想かもしれないがなかなかそうはいかないのが現実。

 何の話しだ・・・。そう、具体的な通信手段である。正確な通信。今ではメールも一般的というより主流であり、我々の仕事のやりとりもメールが多いことは前回、白鳥師匠が触れていた通り。

 ただデータのやりとりはいいのだが、仕事など細かなニュアンスを伝えるのはやはり話し言葉の方が上。もっとも時間を置いて気持ちをまとめたり、時間に関係なくやりとり出来る点で、文字の方がよかったり伝わることも多い。僕の場合、仕事のやりとりでお互いの意図が伝わるのは、「人を介してやりとり=直接メール<直接電話で話す<直接会って話す」という順番。

 仕事の依頼などは、最近では事務所を介しているが、最終的なツメは直接話すのが一番。そこで具体的で、かつ相手の息遣いまで分かる便利な身近な通信機器、そう、何かと必要な携帯電話! 今さらながら、「携帯電話ってモノは携帯できる代物でぇ~」なんて語るつもりはないのだが、つくづくハンズフリーがいいと思うこの頃。

 最近、周りに聞いて知ったのだが、右利きの人は左で電話持ってしゃべり、右手でメモをするという人が多いらしい。車用のヘッドセット売り場でも「右利きですと、左耳着用ですね」なんて当たり前に言われたりして、「いや右利きで右耳に付けまっす」と主張したのだ。皆さんはどちらだろうか。僕は、電話というものが現れてからずっと利き手の右で持って過ごしてきたため、メモをする時など、電話をアゴと右肩で挟んだりしてメモしながら会話する。電話を落とすこと数え切れない。

 まぁ、最近では両耳どちらでも使えるものが増えているハンズフリーヘッドセット。これを購入し、電話の音声端子につなげて付けてみた。車での移動中にいろいろ電話で用件を済ませられるので便利。しかし、乗り降りの時にコードが足にひっかかったり絡まったりと、使えば使うほどこれが気になり出した。

 そうなると、コードレスがいい。何だって電波でつなげちゃう、ご存知、Bluetooth(ブルートゥース)を検討してみることにした。家電量販店に見に行ったら、たくさんある。ここでハタと気が付いたのだが、僕の携帯電話にはBluetooth機能が付いてなかった。最近の多機能電話には何でも入っていると思い込んでいたのでがっかり。ワンセグいらないからBluetoothを! と叫んだところで始まらない。

この先は会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が2020年1月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら