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 ネットショッピングが普及して、パソコンを含む電子機器も現物を手に取らないで購入することが増えてきた。おかげで、スペックには納得していたのに、届いてみたら案外「ハズレ」だったということも。しかし、店舗で確認すれば大丈夫かというとそうでもない。一目ぼれのように衝動買いしてしまったり、お買い得だったのに、使ってみたらいまひとつだったりということもある。

 そこで、1000人のネットユーザーに、パソコンや携帯電話などの電子機器がどんな状態だと「ハズレ」だと感じるか聞いてみた。するとハズレだと思ったことがある人は6割。ハズレだと思ったことがない人も含めてどんな状態がハズレと感じるかを聞くと、トップは「使い勝手」となった。確かにこればかりは、しばらく使ってみないと分からない。自分の感覚で決まるため、スペックを調べても、口コミを読んでもあまり参考にはならないのが悩ましい。「すぐ壊れた」は明らかなハズレだとしても、それ以降の項目は「機能が目的に合っていなかった」をはじめとして、きちんと事前にデータを調べて納得して買うなら、避けられそうなことが多い。やはり衝動買いを避けるのが「ハズレ」を減らす一番の方法なのだろう。

 さて、ハズレだった機器をどうしているのか。意外とみんな諦めて、寿命まで使い続ける人が多かった。こんな経済状況なので、それも当然かもしれないが、「しまっておく」という人も約1割いる。押し入れの肥やしにするのなら、使いたい人に譲ってあげてもいいだろうし、中古ショップやオークションを活用するのも一つの方法だ。最近のレンタルサイトには、個人が持っている機器を貸し出し用に登録しておいて、借りる人がいたら料金が支払われるというサービスもある。それらを活用して、気分を切り替え、次の「アタリ」を探してみよう。

ハズレとはいえ、動くなら使うという人が6割。「壊す」という荒っぽい人はいなかった。「その他」には「カスタマイズする」「分解して部品を使う」という工夫派も少数だがいた
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出典:日経パソコン 2009年3月9日号
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。