4GのSSDでは、もはや限界(笑)

 先日、ネットブックを買い換えた。今まで使っていたのは初代EeePC。メインドライブが4GBのSSD。これでWindows XPが動くのは、なんとも奇跡的(だって、メインメモリでなくて、Cドライブがたったの4ギガよ…笑)。

図01 Cドライブのプロパティ。3.6Gというありえない(笑)容量のメインドライブに、(基本的には)Windowsとアプリをすべておさめなくてはならない。SDカードドライブが付いているのでそこに大容量のカードを挿して、いろいろカスタマイズすればある程度、何とかなるものもあるが、Windowsをはじめ、メインドライブに置かないと動かない仕様のものが多いのが、大問題なのだ

 初代EeePCにはデフォルトでXPのSP2が搭載されているのだが、とにかくメインドライブが4ギガであるため、数々の不便が。これにSP3をはじめ、数々のWindows Updateを当てる必要があるのだが、Windows Updateはメインドライブを使うので、いろんなものをやりくりしてその分のスペースを空けないとアップデートさえままならない。それに加えて、普段の使用も、アプリやデータ、システムファイルなどをうまくSDカードとかに退避させなければすぐにディスクがいっぱいに。まさにアップアップとはこのことだ(笑)。

 その上、液晶は「800×480」という、今時あまり見たことないサイズ。大きめのダイアログボックスは、そのままでは「OK」ボタンが隠れてしまい、クリックできない(笑)。こういうときは、タスクトレイのユーティリティから「800×600」という、スクロールが必要な画面サイズに切り替えて使うのだが…。

図02 インターネットオプションはみごと、下が隠れて「OK」がクリックできない(笑)。まあ、これらの不便をさしおいても、格安な価格とコンパクトさで非常に重宝され、ネットブックの時代を切り開いた貴重な機種だ。もちろん今の機種はメインドライブの容量も画面サイズの点でも改善され、このような不便さは過去のものとなっている
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 まあ、ネットブックという分野を切り開いたこの初代機。今となっては化石のような存在なのかも(もちろん工夫に工夫を重ねて今でも使っている人は多数いるが…)。今ではEeePCのみならず、ほかのメーカーもしのぎを削り、もっと便利で「使える」進化型の機種がたくさん発売されている。

 ただし、筆者的なネットブックの用途は、このコラムのようなテキスト打ちと、東京などに出かけた際のちょっとした調べ物やメール連絡などに使う目的なので、なんとかOSさえだましだまし動かすことができれば、初代EeePCでもまあ何とか使えているってわけ。

 それを今回、買い換えたのは、ダンナのノートPC、ThinkPad X200(「ThinkPad」とは、元IBM、現Lenovoの歴史あるノートPC。筆者宅では、筆者もダンナも、最近はノートはThinkPadオンリー。X200で4台目のThinkPadとなる)が新年早々調子が悪くなり、修理に出す必要ができたゆえ。ダンナは最近主にくだんのThinkPadをメインマシンに使っていて(筆者のデスクトップよりもCPUのスペックは高い。つまり家の中のPCで一番速いマシンはこのThinkPadということになる)、メインマシンを修理に出してしまった彼は、代わりにこの初代EeePCを使うハメに。

 最初は「2週間ぐらいの辛抱だから」という感じでガマンしていたのだが、どうもいろいろな事情で、ThinkPadが結構な期間「お留守」をすることとなり、彼はある日、筆者に向かって一言、「後生だから、ネットブック買い換えて。もう限界…」。

 彼が使い始めてからのWindows Updateで、かなりな「大物」をメインドライブにダウンロードする必要があり、死ぬ思いで彼はさまざまなファイルをやりくりしてやっとこ、Updateできたのだという。この先どんなアップデートがあるかもわからぬWindows、もうこのEeePCを使うのは限界だというのだ。

 まあ、「半押しかけ女房」的筆者の立場上からも(笑)、彼をこれ以上困らせるわけにはいかず、買い換えを検討することに。

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