確定申告の締め切りの3月16日まで、あと3週間を切ったので、そろそろ面倒だけれど申告するかなあと重い腰を上げた。

 腰が重くなっていた理由だが、実は、地域情報化や電子自治体を生業としているくせに、恥ずかしながら、自分自身でe-Taxにチャレンジするのはこれが初めてなのだ。ただでさえ、面倒で分かりにくい税金のことだ。これをインターネットでやるとなったら、相当に面倒くさいことになって、パソコンの不具合のように、無駄な時間が湯水のごとく流れてしまいそうな気がしていた。

 もちろん僕も確定申告にはパソコンを使う。「確定申告書等作成コーナー(図1)」は毎年利用している。けれども、毎年、ここで作った確定申告書を印刷して、源泉徴収票や領収書といっしょに封筒に入れて税務署に郵送していた。e-Taxは、他の電子申請システムの使いにくさも知っていたせいか「間違ったら修正だって大変そうだしなぁ…」なんて勝手に思い込んで使わずにいたのだ。

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 けれども、せっかく新しい土地にやって来て、新たな住基カードを手にしたのだから※1、今年こそはe-Taxにチャレンジするぞと気合を入れた。

 まずは、ICカードリーダー/ライターの準備だ。とは言っても、僕は既に非接触型のICカードリーダー/ライターを購入していた。NTTコミュニケーションズが2005年4月に発売した「SCR331DI-NTTCom」というやつだ(図2)。「あれ、待てよ、もしかするとWindows Vistaに対応していないんじゃない?」なんて思いながら、ICカードリーダー/ライターの箱を引き出しから取り出してくると、やっぱり付属のCDに入っているドライバーはWindows XPにしか対応していない。僕が最近使っているパソコンはVistaなのだ。

図2 パソコンとICカードリーダー/ライター

 NTTコミュニケーションズのホームページを探してみるけれど、周辺機器メーカーのようにドライバーソフトのダウンロードページが簡単に見つからない。それならと、公的個人認証のポータルサイトにならあるかもしれないとアクセスしてみたが、やっぱりない(図3)。

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