取扱説明書を必死に読まなくても、直感的に使えるのがアップル製品の魅力。
 思えば1990年に初めて「Macintosh LC」を購入して以来、我が家の歴代のMacはどれもまるで掃除機とか扇風機みたいにコンセントに電源をさせばすぐに使えたっけねえ。
 Macintosh LC、ディスプレイとセットで40万ちょいだったねえ。当時は「Macが安くなった!」とか浮かれたものだけど、今考えるとやっぱり高いよねえ。
 そういえば、あの頃、新しい機種を買おうかどうか迷って、悩んで悩んでようやく決断して買った途端に、必ずさらなる新機種が発表されたっけねえ。
 「Macがカラーになる!」と大喜びして、後先考えずに英語版のSystem 7をインストールしたら、メモリが足りなくて何のアプリケーションも開かなかったことがあったっけねえ。

 いや、Macintoshの思い出に浸ってる場合ではなかった。

 もちろんiPhone様も取扱説明書を熟読しなくても……と言いたいところだが、そもそも熟読するほどの取扱説明書は付いていないのだった。
 真っ白い表紙に「Finger Tips クイックスタート」とプリントされたピラピラした紙が1枚あるだけ。
 中身は「ホームに戻る」「電話をかける」「Webページを拡大表示する」「複数のWebページを閲覧する」「現在地を調べる」「周辺情報を検索する」「メールを設定する」「変換候補を確定する」「編集部分を拡大表示する」「ビデオの再生をコントロールする」「音楽の再生をさらに細かくコントロールする」「Cover Flowで音楽をブラウズする」「写真を見る」「App Storeにアクセスする」ときて、最後に「さらに詳しく知るには」「サポートを利用する」という項目があり、アップルのサイトのURLが書いてある。
 つまり一般的なケータイの取扱説明書に書いてあるような事はWebで読め、ということらしい。

iPhoneの取扱説明書の表紙。やけにしわしわになっているのは救いを求めて何度も読み返したせいです。

取扱説明書を開くとこんな感じ。裏面にも印刷されています。
[画像のクリックで拡大表示]

この先は会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が2020年1月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら