Vistaの未来

 私がこれを書いているとき(編集部注:この記事は8月上旬に執筆されたものです)、Vistaの未来について、インターネット上で議論がぼっ発した。見出しは「Vistaのセキュリティはエクスプロイットによって完全に無効にされた」である (以下も参照 )。

 もちろん、この種の話は以前に聞いたことがある。だが、これは深刻なようだ。修正は不可能だと言うグループもある。この欠陥は、Vistaのメモリー管理の設計そのものに存在する。Windows Server 2008も脆弱だと言われている。Windows XPやWindowsの前のバージョンも同じ技術を使って脆弱性を攻撃できるのかどうかは分からない。

 この脆弱性は、Black Hat(訳注:セキュリティ関連のカンファレンス)に提出された論文によれば、全面的な破壊につながるおそれがある。つまり、攻撃者は、どのメモリーロケーションにも好きなコードを置くことができる。こうすると、マシン上にあるデータ、あるいはマシンから操作できるあらゆるすべてのデータをアップロードするコマンドが使えるようになり、もちろんゾンビの一軍をマシンに加えることが可能になる。

 Vistaが単に危険にさらされるだけでなく、取り返しがつかないほど破壊されるとすれば、私が先月行った仕事、つまり、メインの通信マシンをXPが作動するAMD DualからVista 64 Ultimate搭載のCore 2 Quad 6600に変えたのは、まったくの徒労だったことになる。そういうことなのだ。一方、私が述べたように、この種のものについて以前聞いたことがある。また、Microsoftはいつもその場しのぎのことをやり続ける。Microsoftは賢い人間がたくさんいる一大組織だ。また、これまでMicrosoftとは反対の方に賭けた人々はたいてい自分達の判断を後悔した。

 私の場合、Vistaへの乗り換えは、いずれにしろ一時的な措置だった。MacのVMware仮想マシン中のWindowsでの処理も含む私の仕事の大分部をMAC OS Xへ移行するのは、私がMacでの冒険を始めたときに始まった大量の放射線治療のために少し遅れているが、私はまだMAC OS Xを使って仕事をしている。私は、新しい64ビットのVistaマシンに搭載したWord 2007でこれを書いている。しかし、これはここ数カ月で、MacではなくWindowsマシンで私が書いた最初のコラムだ。

64ビットVista Ultimateへの移行

 今週は忙しい週だった。これは長い話になるだろう。また、その一部はまだ終わっていない。だが、たしかにハッピーエンドになり、私はたくさんのことを学んだ。さらに、私にはいくつか決めなければならないことがある。このまま聞いて欲しい。

 ここ数年、私は通信のほとんどをWindows XPを作動させているAMDデュアルプロセッサーシステムのOutlook 2003で行ってきた。Outlookが私のカレンダーとメールプログラムだった。Outlookは非常によい連絡先の管理ルーチンを持っており、多くの連絡先リストを保持することができる。私の場合、Outlookは連絡先リストで電話とアドレス帳を管理するだけでなく、「Consolidated」と呼ばれる別個の連絡先リストで購読者リストも保持している。名前はたまたまそうなった。私は、以前は、別個のリストでさまざまな種類の購読者を管理していた。だがすぐにOutlookのカテゴリーを使って購読者の種類と年数を区別する方法を学んだ。そこで、各リストを統合することができた。

 Outlookの連絡先の処理は、私が初めてOutlookに触ったときから好きになった理由の1つだった。Outlookの機能はどれも少し慣れる必要があるが、いろいろなことができる。多数の連絡先リストを保持するので、メーリングリストを作るのは簡単である。連絡先リスト全体にメールを送ることができるし、特定の連絡先リストの中に特別のリストを作ることもできる。自分自身にメッセージを送ることも、購読者リストへブラインドコピーを送ることもできるので、全員がリストにあるほかの人のアドレスを見ずにメッセージを受け取る。

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