iPhoneには衛星電波を利用した位置測定システムGPSが組み込まれている。多くのケータイ電話にもGPSは組み込まれている昨今、そんなの別に珍しくもなんともないが、iPhoneのGPSはサードパーティ製の追加アプリを入れることで、次々に新しい利用方法が生まれる。現在地とGoogle Mapsを連動させたiPhone標準添付の「マップ」アプリに加え、移動した経路を追跡・記録する、居場所をメールする、移動距離の計測、直線距離の計測、消費カロリーの計算、ゴルフコースの任意の場所までの距離計測などができるアプリが続々追加されて、日々充実の一途を辿っている。

選ぶのに苦労するほど

 GPS機能を生かすアプリにどんなものがあるか、ちょっと検索してみよう。iTunesを立ち上げ、iTunes Storeの「パワーサーチ」で「GPS」という語句を含むアプリケーションを探してみた。数本がリストされるとタカをくくっていたら、本日現在(2008/08/25)、なんと30件のアプリがリストされた(写真1)。

写真1 iTunesのApp Storeで「GPS」をキーワードに検索。30件のGPS活用アプリが出てきた
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 GPS装置から刻々と送られてくる位置・高度・時刻情報をアプリで扱うためのAPIが整備されているため、こんなにたくさんのGPS関連アプリが揃った。考えてみれば、これほど充実したGPS活用プラットフォームはこれまでなかった。ノートパソコンにGPSユニットをUSBケーブルなどで接続し、経路情報を記録して楽しむなんてこともできなくはなかったが、iPhoneならアイデア次第でいくらでも利用分野を広げることができる。もし、あなたがC(実際にはObjective-Cという言語だが)で簡単なプログラミングができるなら、99ドルの開発者契約をすれば自分のiPhoneにインストールして持ち歩けるオリジナルのGPSアプリケーションを作ることができる。

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