Windowsの起動時には、OS本体以外にも、さまざまなソフトウエアが一緒に起動している。それには大きく分けて、「スタートアッププログラム」と「サービス」の2種類がある。パソコンが起動し、ユーザーが利用できる状態になるまで時間がかかるのは、こうしたソフトウエアが無数にあるからだ。同時起動するサービスやスタートアッププログラムの数を減らせば、それだけパソコンの起動が速くなる。

 スタートアッププログラムは、常駐させて使うようなアプリケーションソフトや、メーカーが用意した設定ツールに多い(図1)。タスクバーの右端(通知領域、タスクトレイ)にアイコンで示されるものもある。

●起動時に立ち上がるプログラムやサービスが遅さの原因
図1 Windowsの起動時やログオン時には、「スタートアッププログラム」や「サービス」というソフトウエアが数多く起動している。例えば、タスクバーの通知領域(タスクトレイ)に表示されているプログラムもその一部。これらを必要なものだけに減らせば、その分起動が速くなる
[画像のクリックで拡大表示]

 一方、画面上には現れず、背後で働くプログラムがサービスだ。例えば、Windows Vista/7でファイルを高速に検索できるようになったのは「Windows Search」というサービスが背後で働き、検索用のインデックスを作成しているからだ。

 Windowsの起動時に立ち上がるプログラムやサービスは、「システム構成」ツールで確認できる。この画面で、起動しないように設定することも可能だ(図2、図3)。

 だが安易に無効にすると、パソコンの動作に支障を来すプログラムやサービスもある(図4)。パナソニックのITプロダクツビジネスユニットテクノロジーセンター主任技師である岐津三泰氏も「『Fn』キーを制御するソフトを止めてしまい、音量などを変えられなくなったユーザーもいた。メーカー独自のソフトを止めるときは慎重に」と助言する。

●常駐するプログラムを「システム構成」で確認
図2 Windows Vista/7では、スタートメニューの検索ボックスで「msconfig」と入力して検索し、これをクリックすると「システム構成」画面を呼び出せる。Windows XPでは「ファイル名を指定して実行」で「msconfig」と入力すればよい
[画像のクリックで拡大表示]

図3 「スタートアップ」タブを開くと、Windowsの起動時に立ち上がるプログラムを確認できる。ここでチェックを外せば起動しなくなる
[画像のクリックで拡大表示]

●常駐ソフトを減らすと不具合も
図4 スタートアッププログラムやサービスの中には、無効にした結果、必要な機能が使えなくなるといった不都合が生じるものもある。無効にする前に吟味しよう
[画像のクリックで拡大表示]

この先は会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら