パソコン用からスマートフォン向けまで、多種多様なOSが存在している。ここからは、代表的なOSの機能と特徴を紹介していこう。

 パソコン向けOSの代表格がマイクロソフトのWindows。1986年に最初のバージョンであるWindows 1.0を発売。日本では、Windows 3.1から本格的な普及が始まった。

 ターニングポイントとなったのは1995年のWindows 95。画面左下のスタートボタンなど現在のWindowsとほぼ同じユーザーインタフェースを確立。ちょうどインターネットの普及が始まった時期と重なり、一気にユーザー数を増やしていった。

 Windows 98/98SEでは周辺機器への対応やセキュリティを強化した。その後のWindows Meでは動画編集ソフトなどマルチメディア機能を強化したが、多機能化によってシステムが肥大化し、不安定になったと酷評するユーザーが多かった。システム内にMS-DOSで使われていた16ビット型のプログラムが残っており、システム用メモリー(リソース)の不足やマルチタスクの不具合を引き起こす要因になっていたのだ。

 安定性を高めるため、2001年のWindows XPでは、企業向けOSとして投入されていたWindows NT/2000のシステム設計を引き継いだ。

 2007年には、ウインドウの透明化やデスクトップにミニアプリを表示する機能を加えたWindows Vistaが登場したが、動作が遅いなどの理由で、Windows XPを使い続けるユーザーも多かった。2009年に発売となった最新版のWindows 7では、低価格パソコンでも快適に使えるように、起動時間を高速化するといった改良を加えた(図1)。

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【機能強化を進めつつ安定動作への道を探ってきたWindows】
図1 Windows 1.0が1986年に登場して以来、数々のバージョンを投入し、機能の強化を続けてきた。Windows 95は操作性を向上させ、ネットワーク機能を強化。Windows XPはWindows 2000の基本設計を取り入れて動作を安定化させた
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【画面の変化】
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