Windows 7は、一見するとVistaと似ている印象を受けるが、Vistaにはない便利な新機能を数多く搭載している。編集部お薦めの「7つ」の注目機能をまとめて紹介する。

(1)リモートメディアストリーミング

外出先から自宅の動画が見放題

 パソコンが、会社で使う仕事専用ツールだったのは昔の話。今ではパソコンでテレビや映画を見たり、音楽を聴いたりするのが当たり前になった。新型パソコンの多くは、音楽ファイルをインターネット経由で購入するソフトやテレビ番組を録画する機能を標準で備えている。

 Windows 7には、パソコンに保存した音楽や動画ファイルに外出先からアクセスできる「リモートメディアストリーミング」機能が備わった。特筆すべきは、ネットワークにさえつながっていれば、どこからでも自宅パソコンのファイルにアクセスできること。会社のプロキシサーバーや公衆無線LANのネットワーク設定の影響を基本的に受けない。

 この機能を利用するためには、Windows Live IDとパソコンのユーザーアカウントとをひも付ける「Windows Live IDサインインアシスタント」が別途必要だ。接続に成功すると、外出先のパソコンのMedia Playerから、自宅のパソコンに保存した音楽や動画ファイル名がネットワーク越しに見える。ファイルをダブルクリックすればストリーミング再生される仕組みだ。自宅のパソコンにとりためたテレビ番組を会社のパソコンや出張先のホテルで閲覧したり、リビングに設置したパソコンのファイルに寝室からアクセスしたりするときに役立つ。

 この機能を利用する上で、注意すべき点を挙げておこう。まず、通信する2台のパソコンがWindows 7同士であること。片方がWindows XPやVistaだと利用できない。次に、地上デジタル放送のような著作権が保護されたテレビ番組は、Windows 7の機能のみでは再生できない。録画した地上アナログ放送なら問題なく視聴できた。また、自宅のパソコンは常に電源を入れておく必要があるので、省電力型のパソコンが望ましい。

●自宅のパソコンに保存した動画や音楽ファイルを外出先で再生
「リモートメディアストリーミング」機能を使えば、自宅のパソコンに保存した動画や音楽ファイルを外出先でストリーミング再生できる。とりためて見る時間がないテレビ番組を出張先のホテルで見る、といった用途で役立つ
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●自宅PCのファイルが外から見える
接続に成功すると、Media Playerの「その他のライブラリ」欄に自宅のパソコン名が表示され、保存されているファイルにアクセスできる
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●「Windows Live ID」で認証
自宅と外出先のパソコンは、Windows Live IDの仕組みを利用して接続認証する。利用するには、パソコンのユーザーアカウントとLive IDとをひも付けるツール「Windows Live IDサインインアシスタント」が必要
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