「処理速度が高まった」と前評判の高いWindows7。VistaやXPと比べ、どれほど速くなったのか。さまざまなベンチマークテストで実力を検証した。

 本誌が実施したアンケート調査で、Windows7を導入予定の人に、魅力に感じる機能を尋ねたところ、数多くの新機能を尻目にトップは「動作の高速性」であった。Vistaユーザーの約4割は、「動作が遅い」ことをOSの不満点に挙げている(図1)。

●Vistaユーザーの4割が「動作の遅さ」に不満
図1 Windows Vistaを利用しているユーザー332人にOSの不満な点を尋ねたところ、約4割の人が「動作が遅い」と指摘した
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 マイクロソフトは、Windows7が速くなったことを示すデータを断片的に公開してきた。ベータ版や製品候補版を触ったユーザーの評判も上々だ。こうなると「実際にどれほど速くなったのか」が知りたくなる。

 本誌は製品版に相当するWindows7 Home Premium(RTM版)をいち早く入手し、Vista Home PremiumおよびXP Home Editionと性能を比較した。3種類のOSは、デルの「Vostro Desktop 200ST」(発売は2007年7月)に新規インストールした(図2、図3)。各OSは、各種デバイスドライバーと最新のセキュリティパッチを適用してある。

●ベンチマークテストで使用したパソコンの主なスペック
図2 2年以上前に発売されたVistaのパソコンを用意。少し古いパソコンをWindows 7にアップグレードしたという想定でテスト
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●「Windowsブートマネージャー」画面
図3 カーソルキーで起動するOSを切り替える。「以前のバージョンのWindows」メニューを選択するとXPが起動する
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