マイクロソフトのIME(以下、MS-IME)のIMEパッドが持つ様々な機能を駆使してみても、いつも難しい漢字を簡単に探し出せるとは限らない。そこで、いわば原点に立ち返り、漢字のことは漢和辞典で調べてみようと思う。

 実際に手元にある何種類かの漢和辞典で「口」+「葛」の字を引いてみた。載っている辞典*1と載っていない辞典があったが、ここではこの漢字が載っていた辞典の中から『漢字源 改訂第四版』(学習研究社)を引用してみた(図1)。

*1 載っている辞典
今回、私の手元にある漢和辞典を調べた中では、『漢字源 改訂第四版』のほかに、『全訳漢辞海』(三省堂)、『新漢語林』(大修館書店)、『新潮日本語漢字字典』(新潮社)が「口」+「葛」字を掲載していた。

【漢和辞典で「口」+「葛」字を調べる】
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図1 『漢字源 改訂第四版』に載っている「口」+「葛」字の解説。「(U)*2」に続く数字がこの漢字のUnicodeをあらわしている

*2 本文中では(U)と表記したが、漢字源 改訂第四版では丸で囲んだ「U」。後述の第三水準を表す(3)も同様。

 「ガーという音を表す擬音語」などの字義に加えて、きちんと「トカラは、鹿児島県の列島の名」といった解説も載っているところがうれしい。漢和辞典は本来、漢文を読むための辞典だが、最近は国内の地名などの用例を重視する傾向にあり、これもそんな一例と言っていいだろう。

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