iTunesはビデオレンタルに対応するバージョン7.6が既に配布開始された(写真7)。

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写真7 既にアップデートの供給が始まったiTunes 7.6。レンタルビジネスに対応しているが、日本では指をくわえて見ているしかない

 しかし、日本ではその目玉機能が全く機能しない。これでまた彼我(ひが)の差が大きく開いてしまった。日本ではデジタル機器やサービスを次々に開発しているのに、ユーザーの元にその素晴らしい体験が届けられていない。せっかくのコンテンツを棚に眠らせたままで富を生み出していない。これではいくら高性能のハイビジョン再生装置を開発しても一般の人に買いたいと思ってもらえない。コンテンツの流通や販売に携わる業界が早い時期にこうした新しいビジネスモデルに馴染むよう生まれ変わらなければならない。

 iTunes経由でビデオレンタルを受けると、ハイビジョン画質の映画でも、購入した直後、数分で鑑賞できるようになる。バックグラウンドで、ダウンロードが進んでいく中で、再生可能になった部分から上映が始まる。見ている途中で外出の時間になってしまったという場合も問題ない。iPodなどのモバイル端末で残りを継続して鑑賞できる。パソコンで見ている映画を、途中から大画面で再生させるといった高い自由度を保っている。

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