9月2日からスタートした私が主催するコーチングの講座の中で感じたことを一度、この連載でもフィードバックしておきたいと思います。

 まず1つ、日ごろ、話を聞いてもらう機会というのはみなさんとても限られているのだな、ということ。いらっしゃるみなさまから「こんなに話を聞いてもらったことはなかった」という反応をもらうことが多いです。

 もう1つが今回伝えたいことの中心です。それは、直感パワーの破壊的な強さです。コーチの基本的なスキルとして、直感に基づいてクライアントの変化を反映(フィードバック)するということがあるのですが、この反映を機会にいろいろなことが見えてくるのです。例えば、話を伺っているときに、「でも、実際には○○と思っているんですよね?」と答えたら、「そんなふうに思っていなかったけど、言われてみるとそうかもしれない」という反応。ニュートラルな感覚で相手の話を傾聴しているとき、話している本人も気付かないことにコーチが気付くということが頻繁に起こるんです。

 こうしたコーチングの効果ですが、コーチにならなければ使えないというような特別な技術ではありません。実際の仕事の現場でも、いろいろと応用できそうです。

 例えば、議論が白熱しそうな会議や打合せに入るときには、まず相手の雰囲気についてコメントしてみる。「あれ? 髪型変えた?」「最近元気ないけどどうなの」「なんか難しそうな話を始めそうな雰囲気だね」など。この関係ない一言から会話を始めることで、場の雰囲気ががらりと変わります。こうした会話のテクニックは、営業テクニックとしては良く知られていますが、なにも顧客だけでなく、チームのメンバーにも活用できるはずです。

 そのときにポイントになるのが、直感をどれだけ敏感に働かせることができるのかということ。僕は会社員になって10年目ですが、ロジカルシンキングなどの分析力を鍛えろと言われたことはあっても、直感を磨けと言われたことはありません。しかし最近感じるのが、直感の働かせ方が、実は仕事を進める上では非常に重要だということ。そして重要であるにもかかわらず、その直感を磨く方法がないということ。

 ライフハック的には、「一目見たときに相手の体調を予測してみる」というハックに落とし込んでみたいと思います。これで直感を磨いて、場作りのスキルを高めていくきっかけになるのではないかと思います。

 なお、私が主催するコーチングの講座ですが、これまでのセッション体験者数が30名を越えました! 年内50名という目標を立てたのですが、十分、到達しそうです。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。引き続き、体験コーチングのクライアントを募集しています。初回無料ですので、時間の空いているときにぜひよろしくお願いします。(申し込みページ